名前にこだわるのは、たしかに大切なことといえる。
群馬の西側の方で仕事をするならば、検索キーワードには「軽井沢」は欠かせない。それと同様に、東京の山の手を意識するならば「成城」は欠かせない。他にも麻布・白金とか、田園調布とかいろいろなキーワードが無いわけではないが、根強い人気というのも、もちろん存在する。この場合は、グループ企業の名前がそのまま使われてるのですけれども。
輸入チーズや生鮮野菜…牛角系、高級コンビニ展開へ
“セレブ御用達”のコンビニはいかが。
(略)高額所得層の婦人などをターゲットにした高級コンビニエンスストア「成城マーケット」の1号店を10月にオープンすることを明らかにした。
(略)
04年に相次いで買収した中堅コンビニのエーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)と、高級食品スーパー「成城石井」のノウハウを組み合わせ、「高級食材とワインのそろったコンビニ」を目指す。
主な顧客層は、東京・山の手などに住む30~50歳代の女性。チーズなど厳選した輸入食材や、成城石井の直営工場で作った弁当、鮮度の高い野菜などを販売する。店舗面積は40?50坪(略)で、通常のコンビニ(30?40坪)よりも広めにする。
(略)
[読売新聞社:2005年08月25日 14時56分]
高級志向コンビニと言えば、高島屋が手を出したやつがあるが、何となくフツーに不便でマイナーなコンビニに成り下がっているような気がする。やぱし、コンビニにはコンビニなりのスタイルがあり、百貨店が気軽に手を出せるような存在ではないらしい。
【追加情報】
このコンビニは、オープンしてすぐ3月に閉店(休店)し、その後SEIJO ISHII Selectと名前を変えて再オープンしたみたい。ほらみれ、名前は大切だったのだ。いくら同じ品揃えでも「成城石井」とか入っているだけで全然違うんだから。