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UPSを導入してみた


数年前のコンピュータはあきらかにメモリ不足で、作業の途中でフリーズするなんてことはよくあった。「ある、ある」って思っているのは、グラフィック関係の人に多いのではないかという気がします。でも、この頃のコンピュータは速度やメモリが充分になりつつあるので、そのようなトラブルは以前ほどではなくなってきた。

そのような、データの大きさに関するトラブルは減ってきていても、データの重要さに関するトラブルは増えていくだろうと思う。そして、防ぎようのない事故がある。停電。

設備内で電気を使いすぎた、というのは使用者の無責任さも無いわけではないけれども、時々

  • 雷が原因で停電したり、
  • 送電線切断企業三国屋建設が送電線をちょん切って

停電になったりすることがある。これは、こちらがいくら注意していても防げないのだ。茨城の会社が作業の手を抜いたからといって、そんなところを群馬県からじーっと見張っている訳にはいかないのだ。

コンピュータ無しでは仕事が成立しない、というくらい、コンピュータは生活に密着してきている。だから、そのデータも重要度があがってきているわけだ。うちのようなグラフィックデータもそうだが、会計情報やら株式取引やら、本当に重要な情報を扱っていると、そのような停電がただの迷惑というよりも恐怖になってくる。

UPS

ってなわけで、いまさらですが無停電電源を導入してみました。台湾からの輸入品ですが、それほど安くありませんでした。似たような仕様で似たような価格なら、日本語の説明書が付いているやつの方が使いやすいと思います。

容量がちょっとわからないので、電池運用だけで何分使えるかがよくわかりませんが、ひとまず「いきなり電源断」という恐怖からは解放されました。せめて保存して終了するくらいはできると思われます。先日の雷では、サグ(サージの反対)が発生して、他の電気製品は目に見える影響が無かったのに、コンピュータだけプチンと切れる事故が発生してしまいました。そのときはたまたま重要な作業をしていたわけではなかったので事なきを得ましたが、面倒な作業をしている途中だったら……と思うとため息が出ます。

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