七草粥は、正月で荒れた内蔵を整える、なんて言うけど、それって、現代に考えついた言い訳のように感じられてならない。こじつけだ。だったら、正月に胃腸を疲れさせなければいいのでは? というのが、個人的な見解です。年末だ年始だと言って周りに流される、長いものに巻かれたいニッポン人の気がしれない。
で、うっかり巻かれた。長いものに。逃げ回ってるのに。
- せり
- なずな
- ごぎょう
- はこべら
- ほとけのざ
- すずな
- すずしろ
みんな雑草だ。本当は、正月に身の丈以上のもてなしをしてしまい、あとは草くらいしか食べるモノがない状況を粋狂なオカネモチが馬鹿にした、庶民をナメくさった習慣なんぢゃないのか? などとやつあたりしてみる。
どうせ、秋の七草は誰も注目しないんだ。伝統や習慣なんて、ただのまやかしで、商売の道具でしかない。
七草って買うとわりと値段が立派なようです。
そして、入っているのはほんとんど「はこべら」…。