リストウォッチ、と大袈裟に書きましたが、簡単に言うと腕時計です。時計を腕にくっつけて生活すれば、いつでも時刻を知ることができるという、便利な道具です。
ハッキリ申し上げると、必要無いわけです。腕時計。秒針がある時計が嫌い。「ならデジタル表示にしろ」っていう屁理屈を考えつくヒトもおられるでしょうが、秒表示が厭なわけです。秒単位で表示するならば、電波時計ぢゃなきゃ厭です。狂いのある秒表示が苦手なのです。
でも、秒表示が無ければ、現実時刻と時計が示す時刻の多少のズレは容認できちゃうので、コレ不思議。というわけで、秒針がない腕時計を熱望していたわけです。
熱望っつったって、わざわざニッチな需要を満たしている時計は無いモノかと積極的に探していたり提案していたわけではないです。たまたま見つけてしまいました。ノンセカンドハンドリストウォッチ(無秒針腕時計)。ついでに、目盛りの刻みも無い。
有名な建築デザイナー(?)フィリップ・スタルクさんデザインのPH5016。ステンレスのボディ+ステンレスのバンドというのも好みにジャストフィット。これが$150なら買いでしょう!! 送料に8000円くらいかかったとしても、その後に関税の支払い請求があったとしても、まぁそれもアリでしょう!! と思いましたが、販売元のFossilのウェブサイトからは注文しても外国宛に発送していない模様、、、。では、ニッポン版で注文を!! と思っても、そもそもその最新型のその商品が表示されない。ニッポンで正式発売になっていなかったようです。
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と思っておりましたが、PH5016情報を得てから10日ほどたった8月上旬のある日、ナント、ニッポンのいくつかの通販時計店がPH5016を販売しているぢゃありませんかっ!! すばからしい。レディス用PH5017というやつがあることも、初めて知ることとなりました。へー。
ア〆リ力で買えば$150(≒¥18000)ですが、ニッポンでは複数の店舗で¥25200でした。差額は¥7200ありますが、送料と関税を考えると、良心的な価格ではないかと思われましたので、勢いで注文してしまいました!! すごーい。購買に対してこんなに行動力を発揮したのは、これまたひさしぶりのことでございました。
新潟県の時計屋さんに発注したので、数日のうちに届きましたっ!!
写真をご覧になって、どう思いました? 実は、到着して「わーい」って腕に付けてみたら……デカくね? こんなにデカいのでしたら、レディスPH5017でもよかったんぢゃね? でも、このデカさがまたいいんだな。気に入った物件ですので、どんなところもかわいく見えてしまいます。
バンドが長すぎてゆるゆるなのは個人的嗜好のモンダイです。だばだばにゆるくしておくのが好みなのですが、もちろん、ちゃんと調節は可能です。購入した時計屋さんに希望の長さを伝えてありましたので、その長さに合わせてくれています。
それから、実際に文字盤の感じとかが解らなかったのですが、実物を見てみると、「へー、こんなか?」って感じがします。落胆ではないのですが、上の写真(メイカー写真)では様子がよくわからなかったのです。実物はフォトピエール撮影の下の写真見たまんまです。これなら「ほぉー、なるほどね」って解ると思います。意外にフェイスが黒い。おそらく、メイカー写真は写真ではなく、仕様書なんかに基づくCGだったんでしょうねー。
腕時計をする習慣がすっかり失われてしまっているので、どこかに置き忘れて来ないように、用心です。……ってか、今のところほとんどデスクの置き時計化してますけど。
【参考】
購入した時計店の、いろいろな角度の写真
メンズ(PH5016)とレディス(PH5017)のサイズ比較もあります
(見られないときはこっち)- 美麗デザインの、ブレスレットを模した腕時計