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1ヶ月の「ヶ」は、カタカナではない!!


そもそも「1ヶ月」という記述方法そのものが気に入らないという話は、また別の話ですが、「ヶ」って漢字なんですと!! 「いっかげつ」の“か”は、どの“か”が正しい? によると、「一箇月」という漢字「箇」の略字「个」が変化した字が「ケ」なんですと。ちなみに、カタカナの「ケ」の原型は「介」だったので、超似ている漢字が結果として同じカタチに変化していったということのようですね。へぇー。

そういえば、八百屋なんかでも「りんご1ケ」って書いてあったりするけれども、あれは「りんご1箇」の省略形「リンゴ1个」の変形なわけですね。ニッポンに長いこと暮らしておりますが、まだまだ知らないニッポン語がたくさんありそうです。

ちなみに「ヶ」と小さく書くのは、Canonという会社のニッポン名が「キヤノン」みたいな、見た目のバランスにこだわった挙げ句の果てということなのでしょう。


Posted in 難しい日本語
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ひとつきと読んで欲しくて1月と書いたりするといちがつと読まれてしまいそうで1ヶ月と書いたりしてみますが伝えたいニュアンスが「違うんだよなあ」と悩んだりという事が時々あります。知らない日本語、あやふやな日本語いっぱいあります。

一と月……とか?
やぱし、ひらがなですかねぇ。
「解釈は受け手にまかせる」のもニッポン語ですし。

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