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ペットボトル製造の原油量を語る広告


そんなもの、知ったことではありません。流通はレジ袋を廃止する気配は無いし、飲料業界はペットボトルを廃止する気配が無い。これは、環境保護よりも消費の方が優先だからだし、その考えは間違っていない。環境を保護する意味が明確ではないからだ。「環境を保護する」というコトバが流行なだけだからだ。

ところで、デジタルマガジンによると、水のペットボトル製造に年間1600万ガロン。ガロンってニッポンでは馴染み薄な単位ですが、1600万ガロンはおよそ6400万リットル。

ポスター

そのことを浄水記メイカーが非難する広告があるそうです。でも、浄水器を作るのにどのくらい石油が使われるのでしょうね?

石油が消費されることがそんなに悪なのであれば、それを喧伝するためのインクも使わないほうがいいです。紙も抄造するには結構石油を使います。輸送には石油は必需品です。それでも、ペットボトルの製造に石油が使われることが悪だとするならば、浄水器を製造するのに必要な石油量も表示すべきですよねー。

と、こ、ろ、が! 消費者は煽動されちゃうんだ。広告を見て「おお、それ一理ある」って思ったら、その反対側の視線で見たらどのようにおかしいのか、よく検討してみることが無いですので。

【リンク】greenz.jp via デジタルマガジン


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