あるニュースサイトで、ヒドいニッポン語を発見しちゃいました。もう、何でそんな言い方しかできねーのっ!!
オレンジ色のメイド服に身を包んだ若槻がジャンクフードを手にする写真が掲載されているが、
初め、写真無しの記事を読んで、「ジャンクフードって、ナニ持ってるのかね?」とか思いましたけど、写真を見てびっくり!!
ハンバーガー持ってるだけでしょ? どうしてこれを「ジャンクフードを手にする写真」とか呼びたくなっちゃうのか、かなり疑問を感じました。大きめで、あの大魔王が好きそうな揚げすぎで大きすぎなメンチカツみたいなハンバーグがはさまっているようです。誰がどこで作ったハンバーガーなのか、知りたいくらいです。
(冥土服って書いてあるけど、ウェイトレスだよね、みたいなツッコミもあるそうですけどここでは無視します)
しかし……これって、ジャンクフードですか?
まぁ、ハンバーガーなんて庶民的なものを口にしないハイソな記者から見たら、ジャンクフードに見えたのかもしれません。それとも、ニッポンに住むニッポン人の共通認識として、これはジャンクフードと呼ばれるべきなのでしょうか? だったら、かなりガッカリです。ハンバーガーチェーンがハンバーガーの地位を自ら下げてしまったのではないかと思うと、本当にガッカリです。
ニッポンでは、
ハンバーガーと言えば
- パンに牛ミンチみたいな肉でできた薄っぺらい肉がペロっとはさまっていて
- 安くて
- ゴミみたいなもの
という共通認識になってしまったのかもしれません。本当は、ふっくらしたジューシーなあつあつハンバーグがはさまっていたりしていいわけだし、値段だってそれなりにしていいはずなんだ。牛肉のハンバーグを1枚食べるだけだって、100円とかで食べられることがオカシイと気付くべきなんだ。
なにも、高級ホテルで1万円も出してハンバーガーを食べよう、とか、そういうコトを言ってるわけではない。ただ、ハンバーガーが写った写真をそのまま理由もなく「ジャンクフード」と呼ぶな!! と言いたいだけです。
たしかに、ニッポンでは、牛丼と言えば
- 早くて
- 安くて
- ゴミとして棄てる牛肉の部位を上手にペラッペラに削いだ肉が乗ったどんぶり
で、いいんだもんな。そんなもの食べてる国民が、ハンバーガーについて、もっとよく考えるとも思いにくい。
麻婆豆腐もカレーも必ずしも飲み物ではありませんし、ハンバーガーは必ずしもジャンクフードではありません。庶民はメディアにフラフラ流される性質がありますので、大メディアの書き手は正しい表現を心がけてもらいたいモノです。
【リンク】かかぁ天下バーガーセット¥1100、30日間マクドナルド生活2
【ちょっと追記】10/22
今、リンクしたついでに30日間マクドナルド生活2を久しぶりに全部見てみた(90食分もあるので、見るのもたいへん)。ハンバーガーがジャンクなのは、出るゴミの多さなんじゃないかという気がしてきた。
食べたらとにかく棄てる。また食べて棄てる。ハンバーガーチェーンのスタイルそのものがジャンクっぽいんじゃないか、って。
今や、どっかに出かけるっつったってコンビニとかで弁当を購入して出かけたりするんだもんなー。エコだ、エコバッグだ、ふんわりアクセルだ、打ち水だ、言うばっかりで、出る結果はだいたいゴミだったりして、、、それは英語で言うとジャンク?
30日間マクドナルド生活: 自分の体で実験してみました。 https://t.co/6xy9j0mTAJ
— PhotoPierre (@photo_pierre) August 25, 2024