しょっちゅう通る道なのに、その存在に全然気付かなかったもつ鍋「わっか。」。高崎信用金庫本店のカドを入ったところに、地味に存在している。それを数週間前にたまたま発見?して、いつか行ってみようと思って行ったら「予約で満席です」だって。そりゃ、11月にもなれば「もつ鍋、行く?」っていう気分になりますよねぇ。気付いた季節が悪かった。
なので、後日、改めて出かけてみた。
「カウンターになさいますか?」と訊かれたので、そうしようと思ったら、予約のヒトがいたみたいで、ということで2Fの座敷に通された。この季節は、予約予約で夏場に比較するとかなり儲かるのでしょう。2Fは2部屋になっていて、襖で間仕切られていて、その部屋がさらにテーブルごとにパーティションで間仕切られていた(行ってないけど3Fもあるようです)。ウェブから得た情報によると、最大26人までの宴会を受けてくれるということだそうです。どうしてそんなハンパな数字になっちゃうのかは、不明。
さて、まずはビールでしょう。プレミアムモルツでした。
ビールはもちろんうまいのですが、この店は梅酒を各種取り揃えているところが特徴? 梅酒メニューです、って別冊を手渡されちゃうのです。
ちなみに、その後にいただいた梅酒。一例として、緑茶梅酒と月ヶ瀬の梅原酒。
もちろん、緑色のが緑茶梅酒(中野BC)です。さっぱりしていて、口に入れた瞬間からうまい。なんだそれ。でも、口に含むとすぐに「うまい」っていう感じがします。不思議な梅酒。
月ヶ瀬の梅原酒(八木酒造)は、濃い感じ。梅酒呑んでるぜ、って。
この辺は、実際に口にしてみないとわかりませんね。梅酒じゃないがインチマリンなんかも「濡れた段ボールの味わい」とか説明されたって、尚さらわからないし。
さて。
もつ鍋屋さんなので、もつ鍋を頼んでみました。醤油ベースのもつ鍋を1人前980円に、もつだけを1人前追加500円。ちょっと……もつ鍋屋さんにしては高くない? でも、これが国産牛の生ホルモンを仕入れていると言われれば、まぁそんなものかと思ってしまうのです。国産マジック。
1人前には、ホルモンの他にキャベツ・ニラ・エノキダケがくっついています。野菜がもっと入った極上だったかスペシャルだったか、そんなのも用意されています。個別の野菜やホルモンは、追加できるようです。
強火でひと煮立ち。かきまぜて弱火でまた煮立つ頃に食べ頃、と教えてくれました。
ひと煮立ちとか言われたら、こんなサービスカットを入れておかないと、普段、料理の写真を撮ってますとか言っても信じて貰えなくなっちゃいますよね。ちなみに、この写真はISO6400でF3.5 T1/50で撮っています。うちのシゴトでISO6400は、体育館でのスポーツくらいしか使ったことないです。卓球とか。レスリングとか。バスケットボールとか。……意外にあるな。
肝心のもつ鍋の感想ですが、実際にはもつ鍋ってそれほどたくさん食べた経験が無いのでよくわかりません。でも、いつも味噌味なのが不満でしたので、やわらかい醤油味ってかなり好みでした。この後、ラーメンとか投入してもいい感じでした(しなかったけど)。醤油の他に、味噌味、カレー味と、おつゆが真っ赤な情熱の何かがありました。
もつ鍋の他にも、一品料理がたくさん注文できるので、揚げ物大臣ぶりを発揮して、唐揚げを頼んでみました。
無駄にうまい。肉は軟らかく、味付けはちょうどいい。揚げ方もしつこくなくていい。こんなにうまいのならば、もつ鍋を頼まなくなっちゃうよ。量も多めで、鶏肉好きなチキン野郎にはちょうどいい。チキン野郎の意味が違うけど!!
馬刺し。ナマモノ好きでケモノ好きは、はずれを赦しません。
馬刺しでハズレって話、あまり聞きませんが、牛刺しが出てきても区別がつかないかもしれません。牛よりも肉臭い感じが少ないんですけど。
総合的に考えると、梅酒を飲み過ぎて高くつく可能性がありますので、梅酒好きのヒトはご注意を!! ビールなら500円で済むところ、月ヶ瀬の梅原酒なら1000円ですから(緑茶梅酒は500円でしたけど)。それにしても、日本酒で漬けた梅酒とかもありましたよー。日本酒があまり好きではないので、せっかくのおいしい梅に何てことをっ!! とか思います。個人的な恨みも無いのに。
もつ鍋 わっか。
- 群馬県高崎市飯塚町1224-1
- 027-363-2331
17:30~24:00日曜休- P
10台- 20 601 224*14
【リンク】だんべー.com、グルメGyao、Instagram@mothunabe.wakka、グーグル
近かったらめちゃ行ってみたい。
もつ鍋以外も充実ですね。梅酒も気になる。
そして「揚げ物大臣ぶり」ってのが一番気になりました(笑