だいたい、そんなメニュー、板鼻館以外のどこへ行ったら食べられるのか? と疑問ですが、タルタルかつ丼を食べてきましたよ。
国道18号を高崎から安中に入ってすぐのところが板鼻宿。今でも、うっすら街道筋の宿場だったような雰囲気が残っていますが、バイパスができて、バイパスのバイパスができて、地元のヒトと板鼻に用事があるヒトくらいしか通らなくなってしまった板鼻宿。
でも、無理に拡張しようとして立ち退きとかさせなかったおかげで、なんとか雰囲気だけは残っています。あとは、群馬県か安中市が風致地区として景観維持にどのくらい投資するか、というところではないかと思います。
そんな静かな板鼻宿のまん中あたりにあるのが、天下無双のかつ丼「板鼻館」です。
群馬のかつ丼は、ソースかつ丼と卵とじかつ丼と半々くらいなんですが、ここのかつ丼は甘辛醤油かつ丼です。ひねくれものー!! でも、うまいんですよ。サッパリとしていて、なおかつガッツリ。この矛盾を叶えてくれるのが板鼻館のかつ丼のような気がしますが、さらに上を行くタルタルかつ丼、いってみよーっ!!
では早速、タルタルかつ丼¥900を注文しましょう。大盛りは¥100増。30歳をすぎたら大盛り禁止でお願いします。
板鼻館標準と思われる甘辛醤油かつ丼に、タルタルが付いてきたという感じでいいのでしょうか? 半分くらいフツーにかつ丼を食べてからタルタルとゆで卵をまぜたものを乗っけてもいいのでしょうが、目の前に大好きなカツ、大好きなタルタル、大好きなゆで卵を並べられたら、冷静でいられるヒト、いるわけ?
一心不乱にタルタルとゆで卵をあわせるも、作業が大雑把。かつ丼の上に豪快に乗せちゃいました。
見てるだけでも充分シアワセですが、いただきまーす!!
甘辛醤油カツをほじくり出して食べてみるモノの、わりとさっぱりした感じの、しつこくないいい味です。さらに、タルタルを絡ませると、タルタルの酸味でそれはそれでさっぱりしています。
ごはんにも甘辛醤油がかけてあって、そのタレで煮たと思われるタマネギも適当に混ざっています。途中で感想を述べたりする余裕もなく、一気喰い。ごちそうさまでした。
結局はかつ丼食べてるわけなんで、かなりボリュームがありました。お腹いっぱい。こんどは違うモノも食べてみたくなりました。また来るぜ。あばよっ。
板鼻館
- 群馬県安中市板鼻2-4-36
- 027-381-0305
- 11:00~14:30、16:00~20:00
- 94 307 097
- Pあり
- 乗り合いタクシー 間仁田・岩野谷線、板鼻郵便局 または 富岡新道入口 下車。
- 群馬バス 高崎駅〜上豊岡〜ベイシアモール入口〜安中駅〜新島学園〜安中市役所線、板鼻 または 富岡新道入口 下車。
冷凍真空パックで、板鼻館のカツ煮をお取り寄せすることができるそうです。詳しいことは、ぐんまぐるぐるグルメマップにも書いてあるようですが、4パック(3枚×4パック)で¥4000とのことです。
ちなみに、玄関に古い消火ポンプが置いてあったり、店内にも古いテレビ(ガワだけですけど)とか、古いレジ、古い時計、古い看板、古い何に使うかよくわからない民具など、古民具がいろいろかざってありました。その様な趣味なのか、もともと板鼻館で使われていたモノなのかは聞きそびれちゃいましたけど。
【リンク】
【追記】2010.3
あるテレビで紹介されたときのあれですけど、ホントのこと半分、妄言半分って感じがしなくもない。「ETC割引」という言葉で釣られても、安中はI.C.が不便な所なので注意。
【リンク】ツイ速 http://twisoku.com/2010/3/129383567.htm
どうやら、またテレビに出ましたね?
検索ヒット数が昨日だけちょっと違う。
調べてみたところ、たぶんこれだ。
テレ東「日曜ビッグバラエティ」4月5日日曜日
「B級グルメ☆スター誕生」
http://www.tv-tokyo.co.jp/sun/backnumber/254.html
飲食店はテレビに出たりすると
わんさとヒトが押し寄せて、店のサービスの低下につながりますが
そんなにフラっと行けるような場所じゃないので
これからも辛抱強く営業を続けていただきたいモノです。