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低温殺菌牛乳


200竓で189円もする牛乳を、思いがけず購入しちゃいました。
低温殺菌牛乳 東毛酪農
衝動買いと言いますか、何とも不思議な感じがしましたので。埼玉県内で購入しましたが、群馬の牛乳でした。そしたら、レシートがこれだ。

レシート

低音殺菌牛乳

どんな殺菌方法だかわかりません。びちゃびちゃ飛びはねちゃいそうです。

レシートはともかく、牛乳瓶のその表示が意味不明でおもしろかったのです。

パスチャライズド

ノンホモジナイズド

生乳100%使用

東毛酪農

低温殺菌牛乳 [種類別]牛乳

ホモジナイズしていませんので 上部にクリームが浮きます 軽く振ってからお飲みください

何がどうしてどうなったわけ? 記憶したりメモしたりするよりも買っちゃった方が間違えが無くていいかと思いましたのです。

パスチャライズ

グーグル先生の助言によっていろいろ調べてみたところによると、これが低温殺菌のことのようです。フツーの牛乳は130℃前後で2~3秒殺菌処理をするそうです。ところが、パスチャリゼイションは64℃前後で30分、または73℃前後で15秒殺菌するそうです。そうすることで、有益な微生物などは死滅することなく殺菌できる、ということだそうです。

ノンホモジナイズ

ホモジナイズしていない、ということのようなので、ホモジナイズって何なんだ? というところを理解するのが早そうです。

日本で流通している牛乳は、ほぼホモ牛乳だそうです。絞った牛乳を静置しておくと浮かんでくる脂肪球。それを砕いて他の成分と均質化homogenizeした牛乳のことのようです。生産効率がよく、飲めば吸収がよくなるというメリットがあるようです。そのかわりに、牛乳が傷みやすくなるというデメリットもあるそうです。

それがホモジナイズなので、それをしないのがノンホモですね。

ノンホモジナイズのメリットとしては、傷みにくい。乳糖が脂肪球に包まれているのでお腹がゴロゴロしにくい。牛乳の味がする。ということのようです。デメリットは、生産工程が面倒ということのようです。脂肪球が分離するということは、そういうことになりますね。あと、見た目が悪いとか言うヒトがいるにはいるかもしれません。

じゃあ、飲んでみる?

しっかり予習ができましたので、さっそくいただいてみることにします。

フタのウラ

フタの裏側には、ヨーグルト状のモノがくっついています。これがホモジナイズされなかった脂肪球ですね。たぶん。舐めたら濃い牛乳の味がしました。

ビンの口

ノンホモ牛乳は見た目が悪いから、という製造者の意見は、たぶんただの言い訳ですね。「軽く振って」というのを無視して開栓していますが、見た感じはとくにどうということのない牛乳です。購入する時の陳列棚でもとくに、目で見てパッとわかるような分離はしていませんでしたし。やぱし、面倒くさいし製造ラインの管理がたいへんになってしまうのでしょう。

さて、口にしてみた感想ですが、初めの一口めに、とても濃い「牛乳くさーい」感じの香りがありました。目で見てわかりませんでしたが、脂肪球が予定通り分離して浮いていたようです。そして、二口め以降は、なんだかフツーのさらりとした牛乳という感じでした。

もっと濃い味が続くのかと思いましたけれども、こんなもんか。牛乳だし。

ビンの口

ビンの内側に、乳脂肪分のような跡が残りますね。まぁ、牛乳なんだからこんな感じかなと思ってよく見たら、そんなことなかったようです。

脂肪分の跡

一口めを飲んだ時に口を付けたと思われる部分には、ヨーグルトドリンクを飲んだときのような跡が付いていました。ははーん、分離してることはしてたんだ。やぱし。そして、この部分を先に飲んじゃったから、後の部分は味気なく感じちゃったのだな。なるほどー。

それと、ゴロゴロしない気がします。暗示? 暗示なら暗示でいいですよ。

それにしても、安くない。他の販売店で他のブランドなら、もっと安く買えることでしょう。なんつったって、購入したのが高速道路のサービスエリアの売店ですから……。

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Posted in 群馬の話題, 食べ過ぎ注意
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