雫石の木工家、和山忠吉さんの展示は、日本全国で開催されますけれども、群馬には年1回くらい。なかなかお会いできない訳なので、こちらから出かけてみよう!! とか思っておりましたら、作業場展のご案内を頂戴いたしました。
作業場公開展
- 2009年5月3日~6日
- 10:00 ~ 17:00
モノ作りに対して非常によく考えていて、その姿勢は歓迎すべきモノですが、その考えがしっかり染みこんだ家具類は、使わないうちから愛着がわきそうな感じがします。また、そのデザイン性は福田繁雄さん仕込みとか聞いた気がしますが、師匠が誰であれ、シャープでソフトで、しっとりとグッとくるデザインに好感が持てます。
まるで頭がおかしいモノの言い方ですが、両面性があるのでしょうね。きっと。
仕上げは、着色することはあまりなく、オイルフィニッシュかオスモカラー。なるべく天然由来のものにこだわって、接着剤も膠。当たり前と言えば当たり前ですが、その当たり前のことをさも何でもないようにするのって、タイヘンなことでしょう。
都内のとあるロケ地にて、忠吉さんのネマールを発見したときには、ちょっと驚いた。ネマールに座って、休む。
驚いたと言えば、こちらは群馬、あちらは岩手なのに、初めて遭遇したのが沖縄でした。ヘンな縁ですね。
おりつめ木工 和山忠吉
- 岩手県岩手郡雫石町御明神赤渕74-12
- 019-692-6220
- 435 078 075
【リンク】
【追記】
5月2日には、作業場前の山桜が満開とのことです。東北はゴールデンウィークにお花見なんですねー。