先月末から新聞バッグを貼っています。これ、作るのはそれほど難しくないけれども、1日の生産量が限られる。それにしても、作れども作れども、使い道がよくわからない。使い道がよくわからない原因のひとつとして、サイズの問題があるんじゃないかと思い、A4サイズが入るサイズを考えたところまでが、フェイズ1としました。
そのなかで、「手が汚れる」ことと「利権に敏感すぎる」ことについては、こちらとしてはどうしようもないことなので放っておくことにしました。そして「実用サイズについて」と「模様の出方」について考えていました。
ひとまず、基本となる四万十の伊藤メソッドA型を岩手県まで旅させてみました。中身は手土産の菓子折です。あまり重さのないモノで、もちろん汁ッ気もないので、途中で袋であることを放棄することなく目的地までたどり着きました。
持ち歩くに耐えられることはわかりました。でも、いいサイズといえばそうなのですが、汎用的な実用サイズではないような感じがします。オバサンたちがちょっとした身の回り品を入れるにはよさそうですが、オジサンたちが何かを入れるにはなんとなくイマイチ。どこがどう悪いのだと問われると「べつに、悪いところはない」と答えるしかないのです。
そこで、オジサンが袋を持つ条件を考えてみました。書類などのブリーフケースとしてだったら使うかもしれません。ってなわけで、
四角いマチ付き袋の形で、口の幅を広げてみました。
幅広にすることで、A4サイズを横向きにいれることができるようになりました。これなら、A4サイズのファイルを入れたときに背が見えていいかもねー……なんて思いましたが、もしかするとそういうのってあまり見えない方がいいんじゃないか、という気もしてきます。したらば、考え方を変えて、縦方向に延ばせないかと思い、
A4縦が入るサイズにしてみました。この方が、バッグとしては落ち着いた形状に見える気がしますけれども、どうですか。やぱし、深いと扱いづらいから、横型をプッシュしたい……ねぇ。とくに市場調査をしているわけでもないので、よくわからないのです。横型にしてフラップとかつけたら中も見えず、深さも深くなりすぎず、いいんだろうか?
もし何かお考えがありましたら、コメント欄に是非ともご意見を頂戴したいところです。
ところで、使い道がビジネスとなると、そのバッグに話題を持っていかれてやりづらいという側面もないことはないですね。ということで、お弁当バッグにしたらどうなんだろう? と思い、マチが広いものを作ってみました。
参考までに500mlの飲料6缶パックを入れてみました。なかなかいいサイズになったと思います。ただ、新聞紙を糊で貼っているだけなので、水滴とか付いてくると強度に難がありそうな気配がします。このあたりは、実際にモノを入れて連れ出してみないとわかりませんね。
ただ、缶飲料を6コ入れようと思ったわけではなく、お弁当を入れようと思っただけですので、お弁当なら水滴のモンダイなども考えなくてよさそうです。これにスッポリ入るお弁当箱を作りたくなった。逆か。
これも背高バージョンを作ってみましたが、あまり重くしたくないので、あまり実用性は無いかもしれません。
マチ広バージョンは、手に持つとこんな感じになります。お弁当を入れたいです!!
というわけで、フォトピエールとしては、マチ広お弁当バージョンを貼っていこうかと思います。A4縦サイズは気に入っているものの使い勝手があまりよくなさそうなので、やはりA4横サイズを洗練させてみようかという気になっています。
ところで、模様の出方の話ですが、オモテに出てくる部分を気にすることはもちろんですが、実際にはマチの部分を気にするとかなりうまくいくことがわかってきました。マチ狭ならば4コマ漫画とかをマチにしてもいいですし、企業ロゴがバシっと出ている紙面ならばそのロゴの部分をマチにしてもいいようです。
【リンク】
- 四万十てんねん良心市場
- 富山発!!まさこおばちゃんの新聞エコバッグ作り方教室
- 新聞環境システム研究所
- 新聞バッグを折ってみた
- ピエール的 新聞バッグ フェイズ1
- 新聞エコバッグの作り方 (小学館実用シリーズ LADY BIRD)