トウモロコシといえば、世界レベルで見るととても重要な穀物として栽培・消費されています。そんな穀物も、今では食糧のみならず燃料の原材料として取り扱われることとなり、エネルギー問題と飢餓問題の表裏をなすまでになりました。
世の中、複雑ですね。
ニッポンでは、トウモロコシからアルコールを取り出して燃料にしよう、なんていう動きがないのは、栽培・流通で消費する分だけの燃料を取り返せないからなんでしょうね。耕地も狭いし。
でも、群馬ではわりと作られているトウモロコシ。もちろん、花が咲きます。
お? 何かに似てる──そう思ったヒトいませんか? そーです。コメの花に似てますね。でも、米みたいに小さすぎないんです。たぶん、米粒とトウモロコシ粒のサイズの差になってくる要因のひとつなんじゃないかと思いますが。
トウモロコシの実の密度を考えれば、たしかにそうだとは思うのですが、花の密度が高すぎ!! こんなに咲かなきゃだめか? とか思いますが、これだけたくさん咲くので、あれだけたくさんの実になるわけですよね。きっと。すごい。
【リンク】米の花
なぜアメリカのことは「米」って書くのに、米のことは「コメ」って書くのか、ちょっと謎。