高崎の観音山の麓にある洞窟観音が、今年の7月25日から明日8月16日までライトアップしています。ライトアップとかイルミネーションとかといえば、夜のイベントと思われがちだけれども、洞窟の中のライトアップなので、通常通り日中のイベントだというところがみそ。
昨日は朝から酷暑の予感ができるほどの猛烈な暑さだったけれども、洞内はいつもほぼ一定の温度になっているらしく、かなり涼しかった。それだけでも行く価値がありそうな感じがしますけど。
入って涼しい洞窟観音内部は、たまにサスペンスドラマの1シーンとして使われることがあるようですが、いつもと同じ佇まいの洞内。何これ、ライトアップしてるんじゃなかったの? と、不安になって最奥部の観音滝に来ると、
これだ。ちょっとびっくりした。
撮影テクニックはいろいろあるとは思いますが、三脚でカメラをしっかり固定して、
- ISO100
- f22
- T15s
とかで撮ったりします。ところが、この洞窟観音のライトアップは、くるくると短いサイクルで色が変化していってしまうために、
- ISO200
- f5.6
- T2.0s
で撮りました。なので、何となくシャープネスに欠ける感じの画像になってしまいましています。
画像を使用する上で不都合があれば、後からレタッチするしかないですね。
ライトアップするにしてもしないにしても、いづれにせよ何か照明がないと真っ暗闇で見えないわけで、その光源としてLEDを使用するということは、悪くないアイディアだと思います。ほとんど熱を発しないそうですから。また、消費電力も少ないということです。
しかし、この頃のLED製品は輝度も彩度も高くなってきて、5年前と比較すると2倍くらい明るい感じがします。以前は露出30秒だった撮影も、今では15秒くらいにしないと撮りづらい。
洞窟観音ではフォトコンテストも開催されるようです。詳細は、洞窟観音ウェブサイトをご覧ください。入園料が割引になったりということも書いてあることがあります。
いつもは、洞窟観音と併設の日本庭園「徳明園」のライトアップのイベントをしていたのですが、やはり夏の暑い日には涼しい洞窟観音へ、という狙いがあったのかもしれません。高崎の夏は、暑すぎるので。または、日没が比較的遅い季節に夜間のイベントをすると、人員配置にばかりよぶんな経費が必要となり、経費の割に暑い高崎の夏の夜に集客するのが難しいということなのかもしれません。
それにしても、新しい試みだと思いました。
洞窟観音へは、自家用車・タクシーの他に、市内循環バスぐるりんもご利用いただけます(観音山線・洞窟観音入口下車)。運行本数が少ないので、時刻等をよくご確認のうえお出かけください。高崎駅からの場合、系統番号14片岡先回りで約20分、系統番号13商大先回りで約40分。
洞窟観音
- 群馬県高崎市石原町2857
- 94 193 269*14
- 027-323-3766
- http://www5.wind.ne.jp/yamatokuen/
- 入園料800円(小中学生400円)
【リンク】観音山線時刻表 系統番号14 片岡先回り、観音山線時刻表 系統番号13 商大先回り