映画を観れば、これだ。
シアターの入口でポップコーンをバケツ売りしてるわけだけれども、食べきれるわけない。で、捨てる。捨てるための消費に、国産トウモロコシなんて高くて使えませんね。このポップコーン、他のゴミと分けて集めてたけど、温めてまた売るのかなぁ? それは冗談として、じゃあ飼料用?
もう中国産農産品アレルギーから立ち直ったニッポン国民ですが、テレビコマーシャルに投資してまで食糧自給率を上げたいそうです。でも、この状況。っていうか、惨状。食べきれない分は持ち帰って続きを食べるのではなく、食べきれなければ捨てる。
交通網が発達していないクルマ社会の群馬。新宿あたりから山手線と東横線を乗り継いで帰宅するのに、その食べかけのポップコーンは邪魔だけど、群馬はだいたいクルマで来てるでしょー。だったら、それほど邪魔な荷物でもない。でも、捨てる。むしろ、積極的に集めてない?
食糧を購入して、でも捨てる。
これでは、高額な国産農産品なんて使えませんね。買う方も、売る方も。
かと思えば、はるか遠くのタイでは、化石燃料を使わず、燃焼による排気も無い調理法が話題に。
手鏡1000枚、タイで究極の“エコ焼き鳥”
タイの中部ペチャブリで、手鏡1000枚を並べ、太陽の反射熱でローストチキンを調理する露店が、「煙を出さず、地球環境に優しい」と話題を呼んでいる。
経営者はシラ・スタラットさん(53)。高さ約6メートルの反射板と、15羽を一度に焼ける台を使い、木炭や油を使わずに1羽を約8分で焼き上げる。
(以下略)
[読売新聞 2009年8月28日23時30分]
火加減などをコントロールできないところがちょっと不安で不便っぽいけれども、そこに職人としての技が活かされるのかもしれません。超アイディア!
しかし、これ調理しない時はどーすんだ?
と思えば、香港では閉店間際のオーダーにゴミ箱の中から商品を構成している?