先週末は天気がよいのでお出かけ日和……というような天気予報を見るだか聞くだかしたような気がして、うっかりその根も葉もない内容を自分の中で真実化していました。なので、土曜日のうちから「日曜日は、どこか風景を撮影しに行こう!」と決めていました。阿呆だ。
まずは、榛名湖に行ってみるものの、小雨。雨の榛名湖の写真も悪くないとは思いますが、雲が低すぎて榛名富士も見えない榛名湖の写真は、あまり面白みがなさそうに思ったので、通過。それでも、観光客はいましたよ。榛名湖って、ちゃんと観光客が来るんだなー、って感心した。もっと応援しよう。
中之条方面に下り、長野原の方へ。テレビなどで有名になった「国営バンジージャンプ台にすればいい、作りかけの橋脚」は、すっかり観光地化していました。ピエール的にはダム建設について賛成も反対も意見がありませんが、やりかけっつーのはどうかと思います。その長野原から国道291へ逸れて六合村へ。六合村の最奥部にあるのが野反湖。野反湖には過去に1度行ったことがありましたが、とても静かで、昼夜の寒暖の差が大きいところで、なかなかいい所です。
一日の寒暖差があるということは、紅葉が鮮やかということですよ。
なかなか鮮やかな紅葉でしたが、イマイチな天気に色彩も穏やかに見えました。まぁ、天気がよければ風が吹いたりして寒かったりするのかもしれませんけど。
そして、野反湖畔。
霧に視界を阻まれる。これでも、一瞬の霧の晴れ間に撮りましたけど。売店のオヤジさんの話によると、暖かいから霧なんかねぇ、っていうことだった。正午の気温が約13℃ですけど。店内は炭に火が入っていました。
あまりの霧の深さに、散歩もできず。野反ダムすら見えず。ダム湖100選にもリストされている野反湖は、霧の中に。残念。それでは、ロケーションを変えましょう。
六合村の中心部まで一旦下り、そこから草津へ。花敷温泉・尻焼温泉を抜けていくルートは工事中でした。9月の日曜日の雨の草津の散歩もどうか、と思いまして、そのまま白根ルートへ。そしたら、すごい霧! 天気が好転すると信じきっている阿呆には信じられない天気。
そのまま志賀へ抜けるのは遠すぎるので、万座へ下る。なかなかいい紅葉具合でしたよ。霧さえ無ければ。まぁ、霧に煙る万座温泉も悪くないです。さすがに、谷の方は霧が濃すぎて写真にすると何のことやらわからない感じの風景になっていましたけれども。
その後は、万座ハイウェイを下り、鬼押ハイウェイを途中から逸れて北軽へ。鬼押ハイウェイ・白糸ハイランドウェイと国道146号が交差する変形の峠の茶屋四差路は、おっかなびっくり通るのが決まりでしたが、誰か死人がでたのか、信号が設置されていました。これなら安心して通れそうです。
それにしても、なぜ根拠無く晴れなのだと決め付けて出かけちゃったんだろう?