ひぇ~。こりゃしばらく面倒になる予感。または利用されないか。
今までは、インターネットはアメリカを中心とした欧米で発展した技術だったので、インターネット上での住所にあたるURLなどのドメインはすべてアルファベットで記述するのが基本で、それに各言語圏が準じていた。けど、アルファベットに馴染みがない地域では、それぞれの地域の言語が使用できるように、という働きかけがあった。
それが実現した形ですね!
現在でも日本語ドメインというのは存在して、たとえば「郵便年賀.jp」なんてのもさかんに喧伝されていることはいます。他にも、日本語のドメインはありますが、末尾は必ず「.jp」などのアルファベットになっていました。
このたびは、この「.jp」の部分も「.日本」と指定できるようにしよう、という動きです。
ということは、ブランド等によっては、さらに新たに「ブランド名.日本」というドメインもおさえておかないと悪用に危険にさらされるかもしれないということですね……。たいへん。メールアドレスの取り決めでは、まだ日本語を含む非アルファベットドメインが使えない感じですけど、この先、非アルファベットドメインが増えてきたら、その辺の対応も変わってくるのでしょうねぇ。
そうすると、文字コードの基本はやぱしunicodeかな。
機種依存文字が使えませんとか、旧字や俗字の扱いはどうするのかとか、ホントにややこしくなるとも思えますが、今でも日本語ドメインが取得できると言うことは、その辺のことは解決済みと思っていいということかな。
これって、「.日本」ドメインは、その前に付く文字は日本語だけですよねぇ? 「photopierre.日本」とか、アリ? あるいは、他の非アルファベット文字とか、アリ?
数年のうちは、使用を限定してもらいたいなー。
政府機関や地方公共団体のドメインが、今すでにゴチャゴチャで統一されていなくて困るので、まずそういう整理から手を付けられないかな。
英語の呼称を省略したり、日本語をアルファベットにしたりというのが混在の政府機関。地方公共団体もオリジナリティあふれるドメインがあったと思えば、県の通達で? という感じに統一されていたりする部分もある。
それにしても、簡単ではない問題。外国からだって気軽に接続できるのがインターネットの最大の長所だけれども、時々日本語が使えないコンピュータが外国にはあったりするわけで、そうすると閲覧はできるかもしれないけれどもドメインの入力ができない! とか。ニッポンからでも、慣れていないヒトがアラビア語とか朝鮮語とか入力するのは悩むよなー。
あー。取り敢えず、愚痴言って終わり。