こうなるとただのオッカケとどう違うのだと問い詰められた時の返答に困りますが、正直に申しあげます。ただのオッカケです。たぶん。
今年は、長野県の浅間プリンスを発着点に、→横川→中之条→川場→赤城→高崎→安中→というルートで巡るのだと言うことは、前日の新聞等で情報を得ていました。でも、どの道を通るの! そこがいつも謎です。
主催者は、走行ルートの詳細を発表できません。なぜなら、このレースはコマ図にて指定したルートをどれだけ正確なタイムで走行するかということを競うわけなので、観戦者にルートを完全に公表しちゃうとレース参加者にもバレちゃうわけです。そしたらゲーム性は低下しますね……そりゃそーだ。
ということなので、ルートを想像しながら、他に選択する道路がない一本道で待ち伏せして観戦するわけなのです。
ところが、生憎の雨デスよ! 朝起きたら、しとしと雨が降っていたけれども、よほどの荒天にならない限りは決行されるのも知っていたので、雨なら雨でもよいでしょう、と思い、観戦に出かけました。ポイントは、倉渕温泉から厚田の間の県道58号。この間のどこかで観戦できないかと思って出かけてみたら……
倉渕で、脇道から21号車が出てきちゃいました! 通過時刻もある程度予測して出てきましたけれども、自分がポイントまで到達する時間を読み違えていたようです。あー、順当に進んでいるとすると、20号車より前の車両はすでに通過済みか——……と思いながら、とにかく一本道なので、レース参加車を後ろに従えながら観戦ポイントを探してみました。
途中の橋なんかも観戦ポイントの候補として考えていましたが、雨と駐車場所の都合でなかなか停まれません。で、観戦したのは、ここだ。
雨の中の走行も、いいじゃない! しとしと降っていた雨が、なぜだかだんだん強く降ってきて、そんな中をクラシックカーを走らせるなんて、カッコイイ! プチお金持ちが買ったフェラーリなんかは、走行会をやっていても雨が降ってくると中止になるとか言うじゃないですか。でも、自動車は走ってナンボじゃないかと思うわけです。そんなに大事な自動車なら、ガラスケースに入れてお家の中に飾っておけばいいのです。
それにしても、あまりいい道路ではないので、対向車に水をぶっかけられそうになったりするので、そこそこにこの場を退散することにしました。中之条~川場のどこかで待ち伏せできないか、と思っていました。
でも、ルートが全然読み切れず、断念。
その後に、本日のメイン観戦ポイント、赤城へ。軽く赤城と申しても広いわけですが、川場から赤城大沼を通って高崎に抜けるということは解っていましたので、上り道は一つしか無いわけです。そこで待ち伏せていると、来ましたよ。次々と。
屋根が無い車は、カッパ着てましたよ。それでも、これはかぶり布が出てくるやつですよねぇ? 強い雨がやんだので、かぶり布は収納しちゃったのかもしれません。
屋根がないと言えば、今回は、ベントレー3兄弟とかスゴい車もゼッケンを貼り付けて走っていました。あれって、スポンサーの車なんでしょうか? 以前も、スポンサーのスゴいアウディなんかがゼッケン0を付けて、隊列の前後を走っていましたけど……この度は、ゼッケン0に遭遇できませんでした。ベントレー3兄弟は、エントリーの最後の方の番号を貼り付けていましたけど。東京都内のナンバー付けて。
きっと、あのベントレーとかは、屋根無い車でエントリーしたものの、雨の走行を嫌って、でも大会を盛り上げるために自家用車で一緒に随走していたのかもしれません。大会参加車両の整備が間に合わなかったりすると、やはりそのようにエントリーしていない自家用車で巡っているようですので。
午后には雨がすっかりあがり、夕方には晴れていました。15日は天気がよいらしく神津牧場に行ったりするそうですので、楽しそうです! 神津牧場なら紅葉もキレイかもしれません。行きてぇー(行かれないけど)。
【リンク】見知らぬ観戦者たち
しんまえばし西口日記
あれ……1つしか見つけられぬ。