しょこたんの「トゥットゥルー(゜ω゜)」ではないですけど。
経緯は不明なのだけれども、埼玉県内にあるとあるクライアントから、オムライスを食べに生きましょうとお誘いを受けた。何だか意味がわからないのだけれども、卵LOVE♡なので、もちろん二つ返事で万障繰り合わせ、出かけてきてみた。
店の名は、「とぅる〜る〜」。オーガニックで、ナチュラルなカフェとのこと。そして、母体は卵屋さんとのこと。んー、これだけでは、イメージがつかめない。けど、連れて行ってもらうだけなので、座っているうちに着いた。
何やら、「ここは上里町だぜ」と主張するものが無いまま、どこかの避暑地にまぎれこんでしまったような雰囲気。前庭は、季節になると紫色のラベンダーで賑わうとのこと。たしかに、ラベンダーがたくさんたくさん、こんなに! というほど植えられていました。
店内は、小さな売店スペースを抜けると、カフェになっていて、20席ちょっと。不思議な彫り物が施された上品なテーブルで、出されたおしぼりはちょっと乙女チック。をいをい、オッサンが来て「男性はちょっと……」とか言わないよねぇ? と、軽く心配になる。
卵屋さんに来たので、卵料理がたくさんありますが、基本的にはオムライス。その他に、親子丼なんってのも用意されていますが、素直に季節のソースのオムライス¥1,000をいただくことにしました。
季節のソースは、カレーソースでした。それから……30過ぎたら卵は1日2個まで、って思ったりすることがあるのですけれども、だったらオムライスなんて食べられなくなりますよね。ですよね! だよねっ!! だから、オムレツを目の前にしたときは、それはいいことにしています。
それでは、いっただっきまーす!
古代米がうるち米に5%くらい混ぜてある感じで、炊き方はちょい硬め。つまり、オムライスとしてはかなりイケてるんじゃないかと思いました。古代米なんか入れちゃうところあたり、ナチュラルカフェを標榜するにふさわしい感じがしたりしますね。
カレーはそれほど主張せず、刺激せず、卵の添え物としての役割をまかされている感じでした。カレーの香りがする野菜ソースで彩りを整えた、とか。そういう感じ。
オムレツはふわふわで、ふわふわオムレツにありがちなバターたっぷりオムレツではないようです。ホントにちゃんと訓練されたヒトが作っているような感じ。10年くらい前によく行っていたオムレツ店とはまた違う、上品で正直なうまさ。
このオムレツの卵は、卵を出荷するときにオムレツ液化しちゃうのか、それとも店舗まで卵が運ばれてきてからオムレツ液を作っているのか、ちょっと謎です。オムレツ屋の仕込みを見ていると、卵を割るだけで何時間やってるんだよ! とか思うから。しかも、大量の殻が残るわけで。
食事に熱中しているうちに、いつのまにか満席になっていました。しかも、(元)お姉さんたちだらけ!! あるいは、昔のお嬢さんと言うべきか。主婦のネットワークで拡がったとしか考えられない客層で、オッサンは誰ひとりとしていませんでした。オッサンのグループがこの夢見がちな敷地に行こう! と考えるとも思えませんけど。
ご夫婦で訪れて、食後にお庭を散歩、なんってのもアリのようです。たまたまこの冬一番の寒さの日に行っちゃったから、それはナシで!
ナチュラルカフェ とぅる〜る〜
- 埼玉県児玉郡上里町三町828-4
場所はわかりにくいです。郵便局のところを曲がり、十字路を一つ越えた所。何ということはない住宅地。- 0495-33-1123
- 11:00〜18:00(火曜休)
http://www.pasari.jp/true/
卵屋さんとしての母体は群馬なんだってよ! という話を伺いましたが、確かに中之条の国道沿いにそれ系のお店がありますよ。あそこを走ってると「で、地産地消カフェって何なん?」って、毎度思っていました。まさに、そこのようです。
60がらみの造園会社の男性社長が「卵がうまい店があるから、今度行こうぜ!」って言っている、そのお店がまさにそれ……ならば、社長と行く前に、同じ哲学でやっている同じ経営者のお店に、一足先に来ちゃいました。
社長、こんどは一緒に中之条に行きましょう! オッサンだけですみません!
【リンク】
創作農場「夢みるぱさり」http://www.pasari.jp/地産地消カフェ ぷくぷく http://www.morethan.jp/cafe/