随分と以前から申しあげておりますが、暴走族のことを「暴走族」と呼ぶことに疑問を感じていました。だって、暴走してないし。
また、「暴走族」という名前に憧れて入団するヤツだっていることでしょう。でも、もっとみっともない名前だったら、誰一人として入りたくないわけです。
というわけで、そのファッションや走行スタイルを表現し「珍走団」と呼びましょう！ という動きが無いこともない。ありますよー、って言わないのは、「珍走団と呼びましょう！」という運動を「珍呼運動」と呼んだりして、一般化しづらいからなのだ。そこで悪のりしなきゃ、なかなかおもしろい運動なんじゃないかと思うわけなのですけど。
というわけで、珍走団を追放しましょうシャツを作りました（架空）。
もう4年くらい前にデザインしていましたが、オトナの都合によりいきなりお蔵入りしていたモノです。裸にガンベルトなメトロポリタンなキャラにちょっとだけ似てますが、そういう従兄弟がいてもいいんじゃないか、なんて思うわけなんですよ。
翻って、現実を見てみると、珍走団自体は縮小傾向にあるようです。イマドキの若者は、珍走団なんて面倒くさい集団の構成員の一人となることに、興味がわかないことでしょう。ですが、団塊世代に次いで人口が多い団塊Jr.～オヤジギャル世代くらいまでの中年が走ってるっていうじゃない！ みっともない。情けない。暴力団になる根性も無く、カタギで生きていく能力も無く、いつまでもだらだら珍走するしかないって、どゆわけよ。
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