たしかに、斬新なアイディアであるとは思う。新しいアイディアは、みんながまだやってないコト、言ってないコトを実際にやってみることから開始されたりするものだ。だから、「今まで前例がないからダメだ」なんてお爺さんみたいなコトを言っててはダメだ。
溢れんばかりの旺盛な好奇心を止めることなど、不可能なのだ。
だからといって、それが世間に受け入れられるかどうかは、また別の問題だったりする。たとえば、これだ。
どこで切るの! さんざん悩んでみたら、なんとなくわかった。
- 群馬県前橋市の
- ショッピングに関する
- し行の
- タウンページ情報
- 検索結果
だね。ここでは、ほとんど新しい言葉が使われていないけれども、中央に気になる一文が。
し行
なんじゃそれ? そんな日本語、20世紀はなかったよな。きっと。21世紀になってからできた言葉だよな。
よく、日本語50音をあらわすために、あ行から順に並べて書いたりする。
- あいうえお
- かきくけこ
- さしすせそ
- たちつてと
- なにぬねの
- はひふへほ
- まみむめも
- やゐゆゑよ
- わをん
……なんてね。そして、「かきくけこ」をまとめて「か行」って呼んだりすることはある。昔から。でも、「し」のことを「し行」っていう言い方をするのは――これ、斬新ですよねっ!!
リンク先の内容を見てみても、「し」から始まる名前が列挙されていて、「し」以外は見当たらない。これを「し」と表現せずに「し行」と表現する。これは、すごい想像力だ。
これは、真似しづらいなー……。「『し』から始まる」ことを「し行」と表現することについて、商標登録とかしてないだろうか。あるいは、著作権が認められて、類似の表現はまぎらわしいとして排除されちゃったりしないだろうか。
そんなわけない。って高をくくっていると、いつかグサっとくるぜ。
斬新だ!
gooタウンページという、硬そうなページにそっと入っているのもいい。
そのうち、ぬ行とか、を行なんていう痺れるヤツも出てくるかも知れませんね。楽しみです。