気になっていた菓子店に立ち寄ってショウケースを眺めてみると、何やら見慣れぬ青い菓子が。青い菓子といえばア〆リ力人か? と思ってしまうけれども、そのようなドラえもんブルーではなくちょっと落ち着いた感じの青。
「これ、何ですか?」と尋ねると「つまみだ」ということ。どうやら西毛では上新粉を練った皮にあんこを包んだ「つまみ」という菓子が食べられてきたらしい。ふむふむ。そして、商品名として洒落て「妻美」と当て字をしてみたということらしい。なるほど。
味は甘く、こんな手づかみで食べなきゃよかったという上品さ。お気に入りの器で眺めてよし、いただいてよし、そしたらお気に入りの茶器でお茶をいただくもよいでしょう。
なぜ、このように青いのか、何で青くしているのか、など、色についてお話をうかがいそびれちゃいました。またこんど出かけたときに聞いてこよう。
それにしても、かかぁ天下の群馬では、妻を大事にしているのか単なる恐妻家なのか。神話に語られているとされる嬬恋には愛妻の丘ができたし、磯部は愛妻家の地として紹介されたりしているし。そこにきて、「妻美」だ。おもしろいね。
菓心処 信濃屋嘉助
- 群馬県甘楽郡南牧村磐戸160-1
- 0274-87-2322
- 665 882 713
【リンク】菓心処 信濃屋嘉助
(下仁田側から見て)磐戸の集落の向こうの端。上野村の方に行く分かれ道の手前。
- なんもくバス 「磐戸橋」下車すぐ
米の粉で上品なお菓子を作っているんですね~
食べてみたい(^^)/
色の謎が解けたら、教えてください