群馬の産業をよく考える。群馬の名産といわれるモノのひとつに、全国的にも名を馳せる「下仁田ねぎ」があるけれども、地元のヒトはそのことをあまり誇りに思っていないみたい。というか、全県的に地場の産業や名品を誇らない県民性があるようだ。
たとえば、銀座で飲んでいて群馬の酒「水芭蕉」が出てきたりするとガッカリするのが群馬県民。九州のヒトなら九州の焼酎とか出てきたら大喜びするところなんだけど、群馬ではそうはいかない。群馬LOVEを公言する有名人もかなり少ない。
下仁田においても、下仁田ねぎに誇りを持つヒトが少なく、そういう状況を地元から打破できないと始めたらしいのがねぎぼうず園。
とても良い試みなんじゃないかと思います。ただ、正しいことをただ正しくやるのではヒトは呼べないのです。よい観光地の条件をよく考えてみる必要があるかもしれません。そして、外野がそれを言ったところで、ご本人はとっくにお解りのことと思います。ただ、予算と人員が不足しているだけなんじゃないかと思うわけです。
また、近隣の同業者が同調しないとかなり難しいと思います。そして、近隣の同業者を同調させるのは、群馬ではなかなか難しい。トップダウンの県民性なので、偉いセンセーが言えば渋々従うかもしれませんが、そうでない場合は出る杭がどんどん打たれていくように思われます。
でも、よく頑張っていると思います。今後の展開に期待したいところです。
- ネギやネギ苗などの販売ができること
(道の駅にあります!) - その他のネギ関連商品、下仁田関連商品の販売もできること
(それがなかなか難しい!) - エリアの他の観光地への案内や、他の観光地からの案内があること
(期間が短いので短期集中!)
ちなみに、見頃は5月上旬〜中旬頃。急げ!
【リンク】下仁田ねぎぼうず園(リンク切れ)
「道の駅しもにた」の南東。道の駅のトイレのうしろ側から登っていく案内が出ています。たぶん、季節の間だけだけど。
群馬には、たぶん日本一のあさがお園もある(閉園)わけで、そうやって個人が頑張っている姿をもっと見せた方がいいと思います。本当の話。