やきいも移動販売は、いつからラウドスピーカーであの節回しを永遠ループさせながら走り回ることになったのでしょう? 何気なく「あの節回し」と一言でまとめましたが、時代や地域によってちょっとずつ違ってはいますけどね! でも、基本的なところはだいたい同じでしょう。
おいも、おいも、
おいもーだよっ。
おいしい、おいしい、おいもーだよっ。
石焼ぁき芋、おいもっ!
たいていは、この男声独唱がベースとなり、これが女声独唱になったり、オリジナルな歌詞がつけ加えられたりすることもあったりするわけです。でも、たいていが無伴奏独唱なんだけど、これが男声合唱になると雰囲気がガラリと変わってきます。
これなら聞いちゃうね。この拡声器での「おいも宣言」は、人々に「やきいも売りがここにいるぜ!」という合図なので、注目されるためにやっているわけです。でも、耳が慣れちゃうとそのおいも宣言は町の騒音に馴染んじゃって、聞こえているけれども聞いていない状況になっちゃいます。
でも、これならば「なんなんだ?」って聞いちゃうよなー(買わないけど)。誰のプロデュースかわからないけれども、なかなかグッドアイディアな感じがします。どうせ停車していたり、低速走行していたりするわけなんだから、生歌隊がくっついてたりしたらもっと面白いのにね。もちろん、
- やきいも好きに限る
- 2時間の販売付帯につき、やきいも500g
- 自分のデモ音源の配布や、オリジナル音源の販売も許可します
ってな感じで募集したら、応募してくる生歌隊がいても何の不思議も無いですね。自分の歌声を多くの聴衆にむけてアピールできるチャンスです!