「昔なつかしい!」「復刻版」っていう文字が躍るわりには、初めて見た「金ちゃん焼そば」。¥78とお買い得な気がしたのでちょっと買ってみましたのです。
徳島製粉という、ズブの関東人には馴染みのない会社名ですので、懐かしくも何ともないけれども、おいしければリピートするぜ! と思って買ってみた。
調理法はいたってフツー。
- カップを開き(湯切りの爪を立てておき)
- 中の小袋を取り出して、かやくの袋だけ開けてぶちまけ
- 湯を入れて3分待ち
- 湯を捨てて
- 粉末のソースをかけて、よくまぜる
そしたら、その加薬はシンプルにキャベツだけとは言え、
シンプル過ぎじゃね? この程度なら「素やきそば」でもいいんじゃないかと思ったりすることがありますが、そういうわけにもいかないんでしょうねぇ。これぞオトナの都合というか、何というか。
これで、熱湯を注ぎ、3分待って湯を切り、粉末ソースをかけるわけだな。
混ぜづらい。というか、混ざりにくい。仕方がないので、もう一度フタをして、振り回していただきました。
わりとサッパリめで、必要最低限な味付けに、必要最低限な加薬。まさに、これぞザ・必要充分という感じで、足りなければ自分でソースなりマヨネーズなり、青海苔なり削り節なり、焼いた肉なり炒めた海老なり好きなモノを添加してゆけばいいのかもしれません。
っていうか、おやつにちょいと食べるくらいの感覚ならこのくらいシンプルな方が、むしろ好感もてる。
量は、77g(うち、麺65g)。群馬のペヤングが120gと考えると、徳島の金ちゃん焼そばは少なめですね。そんなところもおやつっぽい。そして、量が少ないから1コあたりの単価も低い。それ、いいね!(場合による)
カップは、二重構造になっていて、湯を注いで切る時に熱くなりにくい親切構造。ヘンなところがちゃんと凝っていておもしろい。
ところで、金ちゃんって誰? 徳島製粉のドメインが kinchan.co.jp ってことは、創業者とか社長とかの名前が金ちゃんなのか? ……と思って徳島製粉のウェブサイトを見てみたところ、「金鶴」という名前の小麦粉で作り始めたので、その名前を取って「金ちゃん」なんだそうです。へー。なかなか渋いところから一字取ってきたんですね!
安さも魅力的だけど、何だか後ひくおいしさだったので、金ちゃんシリーズは継続して取り扱ってくれたら嬉しいなー。
【リンク】徳島製粉株式会社