以前から欲しいなー、って思ってた。でも、初めてコレを知ったときは電子レンジを持ってなかった。まさか、これだけのために隣家へ電子レンジを借りに行くなんて、昭和じゃあるまいし無理だ。その後、電子レンジを購入したときにも買おうかと思って、でもやめた。
でも、じゃがいもをたくさん頂戴しちゃったので、ついに決断。買っちゃいました。
類似品がいろいろとある中から選択する基準が無かったけれども、結果として
- 石油製品ではない
- スリットが他より多め(30)
こんなコトになりました。他の製品は樹脂製でスリットが24しかないって、そりゃどんだけやらにゃならんのさ、って思ってました。というわけで電子レンジ用 ノンオイルポテトチップス調理器 レンジチップスクッカーという名前で販売されているモノを、Amazonで購入しました。
ズシッとした重量感は無いものの、拍子抜けするほどの軽さでもなく、ほどよい磁器の触感。直径は約20cmくらい。突拍子もない高さも無い(約4.5cm)ため、他の調理器具や食器と共に片付けられそうでよし。
では、さっそく調理してみましょーっ!
調理は、簡単
- じゃがいもを洗って泥を落とし、皮を剥く。好きなヒトは剥かんでもよろしい
- それをスライスする。なるべく均一な厚さになると後で調節しやすいので、スライサーがあると便利
- 塩水に浸して、取り出す(好き好きだけど、1カップに小さじ1か2の塩)
- それをチップスクッカーのスリットに立て、並べる
- 電子レンジで加熱! うちは750Wなので、13分かけてから一度取り出してひっくり返し、追加で3分
- 取り出し時には、暑くなっているので注意。取り出しにくかったので、回転皿ごと取り出しちゃいました
- つまんで口に放り込んでもぐもぐ ( ̄¬ ̄ヾ) うまーい!!!
とくに特殊な技術を必要とせず、簡単においしいポテトチップスができちゃいました! 油を使わないので、揚げ物が苦手なヒトでも大丈夫です。
その後調理してみたところ、13分で真っ黒焦げになっちゃいました。やはり、被調理物の個体差による変化があります。ですので、たとえば5分ごとに様子を見てみるといいでしょう。うちでは、5分経ったら開けて、ひっくり返してみて、その後の調理時間をきめてみたりしています。
また、里芋でもやってみました。里芋のあの粘りっけが表面に硬膜をつくるらしく、パリパリとバリバリの中間のような、硬めのチップスができてうまー!
油で揚げていないので、手もあまり汚れなくていいですね、これ。
先に塩水に浸して塩気をつけておかないと、油で揚げませんからあとから塩とかくっつきません。まぁ、パウダー状の雪塩とかならば大丈夫とは思いますけど。
わざと平皿に移し替えましたが、レンジチップスクッカーに突っ立てたまま食卓に出しても悪くなさそうです。その時には、センターに3つに区切られた部分を使って、ケチャップとか好きなものを置いてもよさそうですね。
あと、セットする食材のサイズや厚さによって調理時間が違ってきます(電子レンジは重量で調理時間が変わる)。なので、5分ごとに様子を見たりしながらやった方がいいと思います。まじで。
じゃがいもの芽は、欠いてください
お母さんがやってたから……という、消極的な理由では、いつか油断して食べちゃうヒトがいそうなので、うっすら忠告しておきます。じゃがいもの芽はマジで毒ですからしっかりと取り去る必要があります。
じゃがいもの芽や、皮がちょっと緑色っぽく変色した部分は、ソラニンという成分が生成されているそうです。嘔吐・下痢などの症状が起こりますが、最悪の場合は死に至ります。死んだ奴を見たことないのは、じゃがいもの芽を食べていないからじゃないかと思います。
じゃがいも以外でも調理オッケーでしょ
同梱の説明書にも書いてありましたが、さつまいもやカボチャなどでもおいしくできちゃいそうです。
あと、まったく個人的な傾向かもしれませんけれども、モノによっては多機能だったり、付属品が満載だったりするものもあるようです。でも、それって使うか? いろいろ付いて安いからそれにしよう、という選択方法も否定しないけれども、要らないモノが付属してくるのはストレスだ。
これはこの皿がポロンと1枚入ってるだけなので、潔い。スッキリしてる。感じがいい。そんなところも気に入った要素かもしれないなー。