たとえば、高崎の大手前通りは、つい最近までインターロッキングブロックによる舗装だった。でも、ニッポンの道路工事は歳末期末ごとにちまちま部分的にほじくり返しては四角くパッチを当てたように埋める、という特殊事情を抱えているため、インターロッキングブロック舗装の途中に四角いアスファルト舗装されちゃうのだ。
埋め戻しに関しては大らかすぎるのだ。
だから、高崎ではこんな方法になったよ!
熱したアスファルトに、インターロッキングでできるような模様を象った鉄筋の枠を置いて、重いコンダラーで押しつぶす! あったまいぃー!
ご都合主義の愚の骨頂なんじゃないかと思いますけど、日本の道路の特殊性を考えると、こうせざるを得ないのだ。所詮アスファルトなので、自動車が通行する轍どおりに模様が消えていくことでしょう。うむ。景観も大切にしなきゃならないが、ちょっとねぇ。
さて、では外国ではどうなんでしょう?
オランダのインターロッキング舗装は、イマドキおじさんが地面を這いつくばって1個1コを手で丁寧に……やっとられるわけがねーでしょ! 生真面目でマメな日本人だってそれが面倒くさいからこゆことになってんでしょーっ!! ――って言うかどうかはわかりませんが、画期的。
なんじゃこれ! 目からコンタクト出ちゃうよ……。もちろん、これをするためにはある程度の長さの舗装が前提ですね。で、このインターロッキングブロックは、使いまわしてますね? そんなことないかなぁ。
機械にセットするのは、ホイールローダーでガシャコンと持ってきて、おじさんたちが手作業で整列させるわけですね。これで、特殊技術がなくても、ブロックを並べるという能力さえあれば誰でもインターロッキングの道路ができちゃうわけですね!
うーむ。
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