無くてもいいかな? いや、でもあった方がいいよ。最後の方になってもまだ沈んでいてくたくたになったやつが、仕上げのうどんと相まって、うまうまのなかなかいい働きをするような気がします。
食材の肉とコンニャクについては、すでにご案内申しあげたとおりですので、今日はネギの話で盛り上がりましょう!
群馬県、とくに西毛(県西南部)はネギの産地として有名です。上毛カルタには
ねぎとこんにゃく下仁田名産
と詠み込まれるほどのフィーチャーぶり。群馬のことなんか眼中無いニッポン人も、すき焼きとなると「あの太くて甘い下仁田葱がイイ」なんていうヒトがいるかもしれません。群馬の名産品は、意外にも県外に輸出用で県内で消費するものがそれほど多くないように感じられるのですが、下仁田葱は名産品ながら県内でもだいぶ消費されているように思われます。
ところが、わたくしは葱を県外発注しました。そしたら群馬ッ子から非難の声。
非県民~Σ(゚д゚lll)RT 西毛にいながらにして、県外にネギを発注した。むむむ゛
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まじ! そんな非難の仕方を初めて知りましたけれども、そう言わざるを得ないくらい、群馬では葱だということを理解しているのです。群馬ッ子は。ただし、頭の中では! 上毛カルタのおかげで、言葉ではわかっているものの、それがどういうことなのか体感できている群馬ッ子は、半分いるか、いないか。
話は戻って、県外にネギを発注したわけです。しつこくてごめん。でも、群馬県内で見つからなかったんですよ、葱タオル。
一般的には、ネギって白い部分が青い部分に比べると多くて、辛味が強いものが多いですね。そして、青い部分が多いのはどちらかというと細いネギだったりすることが多いようです。でも、下仁田葱は太さは白ネギよりも太くて、青い部分がやや多め。
このネギタオルは、鳥取県産で、どうやら米子が白ネギの産地なんだそうです。それ、知らなかったよ。西日本ではフツーのコトなんでしょうか。関東では、深谷がわりと有名かと認識していますが。
このネギを拡げると、ハンドタオルとなります。
ヨネギーズと柏木さんのイラストに、I♥YONAGOの文字。これ、群馬で使うの勇気いるぜ。とくに西毛に於いては。でもね、下仁田だって負けずにいろいろなPR方法を考えればいいのではないか、と思い、サンプルとして購入してみましたのです。
このタオル、約34×37cmですが、¥700です。そして、絵柄はプリントです。グラデーションの部分は網点です。
ネギのPRのことで頭がいっぱいで、品質のことはだいぶ後回しになってしまったみたいです。価格が¥700だけれども、コストダウンしてなるべく安くしたかったと思われる。残念だ。まぁ、価格もクオリティのひとつといえば、そりゃそうだ。納得だ。でも、もっとタオルとしていいタオルになったら、もっとよかったのに、非常に残念です。
あの肉タオルは、織りで表現していますが、価格は¥1700。品物を企画して製作して販売するというのは、一筋縄ではいかないものです。いろんな努力の仕方があるものだなぁ、と感心させられます。もうこのアイディアは鳥取でやっちゃいましたので、甘楽富岡地域では、葱と蒟蒻を組み合わせた、圧倒的な何かで地域をPRできたら楽しそうですね! 下仁田商工会青年部は、ネギイルミネーションで盛り上がってるようですので、さらにもう一歩を期待します。
さて、それでは今晩は、すき焼きであったまりましょう!
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