前橋のフランス料理店へ、おせち料理の撮影に行って参りました。
商品の撮影は、商品販売前に済ませるのが定石ではありますが、材料や手法にこだわり多種の料理を一度に作り、その食材も生物ですからどれだけのものが手に入るかは正確にはわからないので、予告ではなく実積として撮影することにしました。
なにせ、保存料・着色料・発色剤等を一切添加しないので、日持ちしない・変褪色するという難題込みの調理。ですからなるべくギリギリに食材を取り寄せ、日程ギリギリいっぱいに合わせてシェフがおひとりで調理をするという手の込み入りよう。
よくあるおせち料理販売では、出来合いのモノを詰めるだけだったり、大量に受け付けるためにパーツごとに外注したりすることもあるようですが(そして、ただ詰めるだけでもかなりたいへんだと思いますが!)、このお店ではマヨネーズソースなども含め、作れるモノはすべて自分で作るスタイル。本当の「シェフ手作り」を味わえるだけあって……当のシェフは寝正月になりがちのようです。
顧客の中には、年越しのパーティーのおつまみとしてお召し上がりになり、年が明けたらおせちはおせちで別にお召し上がりになる——という方もおられるそうです。なるほど、その手があったか! と、妙に納得しました。「あと、メインが食べたくなるね」という意見もあるようです。Σ(゚д゚lll)それ完全にオードブル扱いで、贅沢すぎる! フォトピエール的にはパーティーにお集まりいただく頭数が揃わないのでそういうの出来なさそうですけど。
( ゚∀゚)=◯)`Д゚)・;’
みなさん、楽しいお正月をお過ごしですか!
【リンク】ランビアンス、2011年話題のおせち