ここ数年来、なんとなーく追いかけているだけでも、
当ブログではこれくらい紹介しました。どれも難しいことではありませんが、根本的解決を嫌い我が病気自慢をしたいニッポン人にとっては実用的ではなかったようです。やはり、「薬飲んで眠くなった」「マスクで不審者っぽくてすみません」とか言いたいのだ。もしくは、錠剤や注射でピシっとキメたいのだ。生活習慣を変更するなんて以ての外なのだ。
それで、このたび話題にあがっているのは、なんと山葵。読めますね、わさび。
当ブログでは一度も取り上げていませんが、花粉症にヨーグルトなどの乳製品、っていうのもあるようなので、バナナにヨーグルトかけて食べてりゃいいんじゃね? って話でもないらしいのです。
雑誌で紹介されていたらしい
日経ウーマンオンラインの記事によると、
わさびに含まれる成分「6-メチルチオヘキシルイソチオシアネート(6-MTITC)」に鼻づまりを緩和する効果がある
ということです。この成分を嗅ぐと、鼻づまりで頭がボーっとするのを防ぐ効果はありそうです。花粉症という病から立ち直ろうとするわけではないようですが、対症療法的にはなかなかナイスなアイディアのように思います。
香りを嗅ぎ続けるために、マスクに装着!
また、これの研究に参加しているメイカーでは、すでに「6-メチルチオヘキシルイソチオシアネート(6-MTITC)」成分入の香り袋を開発、マスクに着用すれば鼻づまらーず、ということのようです。
忙しい都会で暮らす現代人にとって、体質改善や生活習慣変更など、なかなかままならないものです。しかし、せめてつらい症状を緩和できたら、それはそれでいいことではないでしょうか。しかも、服用したりすることなく、マスクに装着して匂いを嗅ぎ続けるだけなんて、簡単すぎますね。これ。
【リンク】日経ウーマン、金印わさび(ワサビチオヘキシル マスク用香り袋)
「金印」が運営するオンラインショップでは、マスク用香り袋の他にもワサビチオヘキシル製品や、もちろん香辛料としてのわさびなんかの販売もしているようです(終売のようです)。知らんかった。
花粉症にダチョウの卵
ついに動物性のなにかにまで!「花粉症に○○」シリーズ