時期によっては湿度80%とかになっちゃいます。だからあらゆるものが黴びます。拭いたり削いだりして何とかなるモノもあれば、カビ発生すると終了のモノもあるわけです。たとえばカメラとかね。
なので、撮影機材の除湿にはノイローゼになるくらい気を使います(他のことについてはだらしないのにね ^^;)。この除湿剤、吸湿後は天日干しや電子レンジ加工などにより再生できるのは知っているわけですけれども、実際にはどのくらい乾燥させるとどのくらい効果が回復するのか不明。本当にまったくわかりません。
効果に懐疑的になれば、実践もなかなかする気にならず。そんな横着者に最適な除湿器発見。
山善(YAMAZEN)YRD-300(W)。
中のビーズが赤い時は吸湿時、青い時は乾燥時という表示は、巷に出回っている乾燥剤と同じ。ただ、その乾燥再生方法がユニークなのだ。
側面に電源コードの差し込み口があって、100Vにつなぐことで電気で乾燥再生させちゃおう、というものなのです。電気で乾燥と言っても、発熱させる機構が付いている程度のものらしく、発熱させることで吸収した水分を放出させて再生させる、というもののようです。
要するに、天日干しや電子レンジ加工と同じ発想ですね。
でも、天日干しには袋からビーズを取り出して、また袋詰めしたりしなければならず、電子レンジはブラックボックス的なその存在によりビーズが爆発するのでは? という意味のない恐怖感がある。そして、いずれにしても面倒くさくてなかなか重い腰が上がらず、結局また新たに買ってきたりするわけです。
でもこれならばスッと電源に差し込んで一晩(約10時間と表示あり)。買ってきていきなり赤表示だったので、寝る前に電源を挿しておき、翌朝に電源プラグを抜いて機材庫に放り込んでおきました。
開始時50%だった庫内湿度は、翌日に思い出した時には30%になっていました。除湿効果は普通にあるようです。
これならいいですね。しかも、ホームセンターで1000円切るくらいの価格でしたので。吊り下げフックも付属しているので、洋服ダンスなどにもひっかけ可能。薄型なので箪笥なんかに入れても邪魔にならず、靴箱もOK!
当然、乾燥時用の電源コードも付属しています。肝心なときに電源コードが見あたらない!……ということにならないよう、除湿させているときにもコードを本体などに軽く巻き付けておくとよさそうですね。
買い占めたい!
型番に(W)が付いているということは、ホワイトで、他にカラーがあるってことなんですかね? べつに何色でもかまわないけど。それから「100回使える」ということのようです。本当に100回かどうかは別として、そのくらい使えれば充分モトが取れるような気がします。