UPS(Uninterruptible Power Supply)というか、無停電電源ですが。
要するに、ACコンセントとコンピュータや家電の間にUPSをはさむことにより、万一停電になった場合でもUPSに内蔵されているバッテリーにより数分〜数時間、コンピュータ等が稼働できる仕組みだ。うちのやつは、数分程度らしいのだけれども、作業を中断して、作業中のファイルを保存して電源OFFするくらいは使えるようです。
また、停電に限らず、落雷などによるサージやサグも吸収できるので、安心だ。
このバッテリーが弱くなってくると、いざというときに役に立たなくなるわけです。だから時々バッテリーを交換する必要があります。
警告 WARNING
- 感電注意
- このページに記してある内容は、個人的に使用した感想です。
- このページで得た情報によって何か損害がありましても、記事掲載者を含む誰も責任を負いません。
- 作業は安全に注意し、慎重に進めてください
- このページで説明しているのは、VS575Cです。
バッテリーを取り出そう
本体下面からバッテリーを取り出すのだけれども、いきなり警告表示。
Risk of electric shock. Battery circuit is not isolated from AC input, hazardous voltage may exist between battery terminals and ground. Test before touching.
触る前にテストせよって言われても困りますが、充分に注意することは必要のようです。
では、下面のネジを2本はずして、フタをスライドして開けます。
そうすると中にバッテリーがごろりと入っているので、感電に注意してコネクタを引き抜けば完了。
ギョーカイの習慣で、+(プラス)は赤、ー(マイナス)は黒または白で表示されていますが、念のため見ておいた方がいいと思います。
実際に使われていたバッテリーは、B.B.BATTERY HR4-12でした
134×66×60mm、12V,16QPC/15min/1.30VPC/25℃
これを購入しようとすると割高だったり10コセットだったりしてなかなか手に入りづらいのですが、UPS販売業者に尋ねたところ、このUPS専用品として取り扱うVS575C-BTという型番で取ると納得の価格でした。電池屋なのに、表示される商品リストには出てこないので、問い合わせたらメールで注文できる、と言われました。
【リンク】注文画面 → http://www.rowa.co.jp/cabinet/form.cgi?no=7587
はずしたら、入れ直す
コネクションの+とーを間違えないようにし、元通り納めて、フタをしてネジを締めたら完了。この電池はフル充電までに約4時間とのことです。
これで、一安心。
震災直後、停電当番の最中でも役場などでの業務に使えるようなものは、数十万円します。数時間使えるようなバッテリーは大型のスーツケース以上の大きさになるので、置いておくだけでタイヘン! 安心感はあるけれども。また、入力を商業電源とせずに、風力や太陽光などにより自前で作り出した電気にしたりすると、なお安心感が高まるのかもしれません。
そこまで必要か? というのは別として。
【リンク】UPSの正しい選び方