西毛に居を移しておきながらも、昨年、県外からネギタオルを取り寄せたら
非県民~Σ(゚д゚lll)
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と非難されちゃいました。てへ。でも、面白いプロダクトがあるなー、と感心しておりました。
知人に送付用の下仁田ねぎ八味唐辛子を購入しに下仁田町に行きましたら、こんなモノが。
あら! やっつまったか! 早速購入してみましたところ、
いいんだか、よくないんだか、よくわからないことに。
確かに米子のネギタオルは、ヨネギーズがプリントされていて群馬ではなかなか使いづらい状況ではあるのですが、しかし米子やらヨネギーズやらを猛アピールできるということにおいては輝いています。
下仁田ネギバージョンのこちらにおいては、これなら米子でも囲まれたりボコられたりすることなく安心して使うことが出来ますけれども、「群馬」どころか、どこにも「下仁田」って書いてない。辛うじて、下仁田ネギの異名「殿様葱」とは書いてあるけど……惜しい! 実に、惜しい!!!
とにかく、群馬のヒトは謙虚すぎ。または群馬のことについて自信なさ過ぎ。まったく、学校での郷土教育は上毛カルタでおしまいかい? どうも、上毛カルタによる郷土教育は、カルタを暗記することに夢中で、そこに詠み込まれ描かれていることについては蔑ろにされがちなイメージがあるのだ。
下仁田をプッシュしすぎると、使ってもらえずに箪笥の肥やしになる、とか心配したのだろうか。ちゃんと説明書は付いてくるけど、こんな説明書はすぐに棄てちゃいますよねぇ。良いコト書いてあるのに、ただのゴミになっちゃうんだから、もったいない! タオルに刷り込んでもよかったのに。
実際には、初音ミクが出てくるとは思わないにしても、下仁田商工会青年部のゆるキャラ「ネギ坊」あたりがでてくるかと思ったのですが、それも無く。下仁田商工会青年部のウェブサイトで紹介されることもなく、もちろんゆるキャラグランプリにもエントリーされていないやつが、こんなところで出てくることも無いとは思ったけど……。
【参考】ゆるキャラ®グランプリ
1色刷だとプリント費用が抑えられるのはわかるし、色を使えばいいってもんでもないのだが、これはちょいとガッカリ土産だぜ。
どっちが欲しい? 米子版は洗いすぎて色褪せてきたけど、モノ欲しさにおいては、どっちもどっちか。
しかし、どっちがアピール力ある?
ぜひ、恵比寿屋さん単独でやろうとしないで、これを嗅ぎつけた誰かと組んで、再構築してもらいたいと思います。隣町のことなんでどうでもいいと言えばどうでもいいのですが、必ずしもどうでもいいというわけでもない群馬の問題とも思いますので。
ところで、「下仁田葱の日」問題
アピール力が無いことについて、もう少し触れておくと、2009年に、「下仁田葱の日」というのが正式に認定されたということを、下仁田町民が知らないかもしれないということ。
登録者「下仁田葱の会」は下仁田町認定なはずなのに、まさかこの日を知らないとは言わせたくない……けど、言うかもね。
だって、「下仁田葱の日」を制定したと、広報で堂々と謳ってるぜ。
農林建設課農林係と下仁田葱の会の不仲を疑いたくもなるが、農林建設課が下仁田葱の会をPRしたりしてるんだよな。どうなってんだ、これ?
12月1日の下仁田葱の日を無視し、11月23日を下仁田葱の日と宣言したりするのは、はたしてブランド力向上とどう関係しているのか、なかなか庶民にはわかりづらいマーケティング様のようです。
べつに、隣町のことだからどうでもいいけど——とも言い切れないかもなー。