サンクトガーレン頒布会1月のお届けビールは、インペリアルチョコレートスタウトと、オレンジチョコレートスタウト。インペリアルチョコレートスタウトは2012が2本と2011が1本。長期熟成が可能なビールということのようだ。
写り込みがおかしいのは気にしないように。
まず「チョコレート」については、「インペリアルチョコレートスタウトを飲む」をご参照ください。簡単に言うと、麦芽を深くいると黒ビールの麦芽になるけれども、それよりも低温で煎った麦芽を使っているということです。
オレンジについてですが、お正月飾り向けに生産され、お正月を迎えると需要がどーんと落ち込む「だいだい」を仕入れ、麦芽と一緒に醸造しちゃうということだそうです。
四の五の言わずに飲んでみる
グラスに注いだ感じは、インペリアルチョコレートスタウトとあまり見た目が違わない。ただ、香りがちょっと甘い気がする。
かといって、黒ビールという訳でもなく、黒ビールの色をしたピルスナー、という感じ……でもないか。しかし、キリリと締まった味わいなどは、フツーの黒ビールとはまた一線を画すモノだと思います。
写真につまみがろくに無いのは、なんと食前酒としていただいちゃいました! 贅沢ぅ!
首のラベルに「SWEETS BEER」とあるように、デザートビールとしてもいけそうですが、食事をしながらというよりは、食前で正解だったかという感じです。このオレンジチョコレートスタウトは、インペリアルチョコレートスタウトよりも、よりチョコレートっぽい(べつにチョコレート入りじゃないのに)。それはきっと、ダイダイの甘味とチョコレートモルトの苦味がよく絡み合うことでチョコレートっぽさが強調されているのではないかと想像します。
「チョコレートビールってなぁに?」と思って試しに飲んでみるならば、インペリアルチョコレートスタウトよりも、こちらのオレンジチョコレートスタウトをオススメします。
まとめ
マジでチョコレートっぽくて、でもしっかりとしたビール。サンクトガーレン社は、柑橘類に強いのか?
ビール好きなあのヒトへ、バレンタインの贈り物にも好適ですね。
【参考】
- サンクトガーレン
- チョコビールの原料「チョコレート麦芽」って、どのくらい甘いの?(地ビール会社で働く広報の日記)