ここ数年来、なんとなーく追いかけているだけでも、
当ブログではこれくらい紹介しました。どれも難しいことではありませんが、根本的解決を嫌い我が病気自慢をしたいニッポン人にとっては実用的ではなかった ようです。やはり、「薬飲んで眠くなった」「マスクで不審者っぽくてすみません」とか言いたいのだ。もしくは、錠剤や注射でピシっとイッパツで治したいの だ。生活習慣を変更するなんて以ての外なのだ。
「春先にダチョウを見ていたら、まぶたが腫れたり、涙目になっているのがいたんです。そこで血液を調べたら、スギ花粉とヒノキ花粉に対する抗体の値が高 く、花粉症状態だったんです。高い抗体は卵にも確認され、これが人の抗体より早く反応するために花粉症対策に使えることがわかりました」
女性セブンによれば「新聞で一斉に報じられた」らしい。毎年毎年この季節に発見が発表されるなんて、なんだかおかしいなーと思う訳だけれども、今年はダチョウ推しでいくことにしたのかー。
卵から抗体を生成、マスク等に
要するに、ダチョウも花粉症の症状があり、つまりそれは抗体反応。卵1個から「花粉を不活性化するマスクなら4万~8万枚分に相当する量」(京都新聞)が精製されるということで、すでにもう発売されている。
これならば、つらい花粉症の季節もそこそこ楽に過ごすことができ、春先のニッポンにおける生産性低下を防ぐことができる! という画期的な発明のようです。しかし、これは昨年紹介した「わさびマスク」と効果的にはそう変わらないんじゃないかというような気がします。
根本的解決ではなく、対症療法的だという意味で。
体質改善や、そのための食生活改善はしたくない。そんなことするくらいなら花粉症万歳! 「花粉症が酷い自慢」にも参加できないと困る。でも花粉症のつらい症状は厭だ。そんなあなたに、ダチョウ卵黄抗体マスクをどうぞっ!!!
駝鳥丼を食べたくらいでは効果ないんかな?
【リンク】抗体マスク.com