とくに年末が近づくと、屋上にひらひらと長ぁーーーーい布が干されるのが目に入る。そこが手ぬぐい屋さんであることは一目瞭然なのだが、実際に「こんにちは」と訪ねてみたことがなかった。たまたま通りかかったときは、他に用事があったり(だいたい清華軒に行きたいだけだ)、日曜日だったり。そうして縁がないのだと思い込んでいた。
でもそれは自分の中での優先順位が低いだけ。優先順位をグッと上げるネット書込が。
写真で見たい —>>> 「ぐんまちゃん」いっぱいの手ぬぐい – MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/region/news/120316/gnm12031602040003-n1.htm
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まじで? 写真無いの? その時はケータイ端末から見ていたので写真が見られなかった。その上で、「言われてみりゃ、写真で見たいよな。でも写真より現物だよな!!」と思ったので、中村染工場まで(仕事のついでに)ひとっ走り行って来た。
中村染工場の場所は説明しづらい。それでも、昨年の群馬デスティネーションキャンペーン期間中にはわざわざ東京など遠方から来る方が何人もいたらしい。しかも、群馬ッ子には理解しがたいと思うけど、高崎駅から歩いて来ちゃうんだって。それでも土日はきっちり休む肝の据わり方。無理をしない姿勢は共感できます。「おーい! って呼んでもらえればいることもあったはずなんだけどね」と言ってました。土日休みですが、「どうしても土日に!」という場合には電話をしてほしいということでした。
工場の入口はちょっとした打合せ場所兼直売店となっており、いろいろな現物を手に取りながらオリジナル手ぬぐいの企画について相談できるようになっていました。そして、気に入った柄の手ぬぐいを発見できればもちろんその場で購入することもできるわけです。
東銀座にある、ぐんま総合情報センターぐんまちゃん家でのイベントのために考えられたという感じのゆうまちゃん柄の手ぬぐいは、これだ!
5種類のポーズが大きく描かれた横型の他に、この5ポーズが何度も出てくる縦型もありました。その他にも、中村染工場オリジナルのいろいろな模様の手ぬぐいが何種類もあり、申し出れば拡げて見せてくださいました。
直売店の拡充には興味はあれど手が回らないという様子だったのですが、せめて取扱店が群馬県内で増えたらおもしろいのになー、なんて思います。ちょっと手ぬぐいを見に行っても東京のアレばっかりですが、そこに「おっ?」と目を引く存在たらしめるよう、影ながら声援をお送りします。
(有)中村染工場