他人の貰い事故の話を聞いてドラレコが欲しくなったという話の続き。
理想としては
- 専用ドライブレコーダーを取り付けたものの
- 結局事故に遭うことなく
- ドラレコが活躍するのは専ら面白動画自動撮影機としてのみ
なのだが、そう考えるとドラレコ投資もどうか、と思う側面が無いわけでもない。まあ、保険みたいなモノなので、その保険も補償内容等がいろいろあるように、ドラレコだっていろいろな哲学によっていろいろ選択できる。
スマートフォンは、「賢い電話」というよりも、通話機能やらGPSやら搭載されている超小型パソコンなので、そのインストールするアプリケーションによって機能を添削できる。そこで、カメラ付きスマートフォンなので、ドライブレコーダーアプリをインストールしてみた。
選択したのは、「運転レコーダー(MyCar Recorder)」。無料の「Lite」と有料のものがあり、有料版は無料版と比較するとこのような機能がある。
- バックグラウンドで撮影できる
- 記録ファイル数が指定容量まで(無料版は3ファイルまで)
- 容量いっぱいになると古いモノから上書きされて消えてゆくが、指定して消さないようにできる
主な機能は変わらないので、まずは無料版で試してみて、気に入り、「もしものため」だけではなく「自動面白動画撮影機」として使いたければ、有料版を導入する、ということでよいでしょう。「もしものため」だけなら、3ファイルもあれば充分かと思われます。バックグランド撮影機能は有料版しか無いけど。
なお、撮れる画は、スマートフォンそれぞれのカメラ機能に左右されるため、「このアプリでは画像が悪い(良い)」ということはないと思われます。
設定画面で「ビデオの形式」を選択すると、こんな画面に。動画サイズと品質を自分で選択できるようになっていました。そして、1時間あたりのおよその容量まで表示される親切さ。
録画の解像度は、QVGAからWXGAまで5段階で選択可能。個人的には16:9という画面サイズが嫌いなので、取り敢えず800×480の5:3にしています。あまりデカすぎても、あとで観るのがタイヘンになっちゃうような気がして。
その他、1クリップは5分に設定しています。これは、
- 1分
- 3分
- 5分
- 10分
から選択できるようになっています。あまり細かいとファイルがいーっぱいできちゃって混乱するし、かといって長すぎると1つのファイルの見たい部分を探し出すのが面倒になったりします。これについては本当に一長一短なので、好みで選択するしかなさそうです。
気になる画質
画質は、前述の通り、それぞれのスマートフォンが持つ録画機能に依存しているので、キレイに撮れても撮れなくても、それはアプリの問題ではないことが殆どだと思いますので参考程度に。使用機種は、F-12Cです。運転レコーダー(MyCar Recorder)で撮影し、YouTubeで圧縮されちゃっています。
夜道モードで自動的に+1.5EVとかできたらいいかも。そうするとフレームレートが落ちすぎてカックカクになりそうな気がしなくもないけど。
昼間はまずまず。You Tubeで圧縮されちゃっているので細かい文字などが読みづらいですが、実際にはまずまず読めます。ナンバープレートは、すれ違いの車では無理でしたが、停まれば余裕。この辺は、カメラ機能の完全依存なので機種によっていろいろなのでしょう。
ついでに雨天。フロントガラスには撥水コートしてあるので、水玉が写っちゃいますが、ワイパーが拭き取る範囲にレンズが来ればだいたい問題無さそうです。
いくらか熱を帯びる
ケータイのカメラ機能は、動画を何十分も、いや1時間とか2時間とか連続して撮るようにデザインされていないのではないかと思います。どちらかというとオマケの部類ではないか、ということです——というわりには、しっかり開発しているようですが。
とにかく、自動車は太陽光の下で走ることも多く、窓の近くはただでさえ熱されやすい。その上、カメラを数十分とか使い続けているわけなので、だんだん発熱してきます。この発熱具合は、どういう原因によるものなのか正確には把握していませんが、画像センサーによる発熱が無いとはいえないと思います。
とにかく、冷却機能が無いわけですからねぇ。
そうだったらいいのにな
動画自体は「.mp4」で記録されますが、グーグルマップやグーグルアースで使える「.kml」ファイルを同時に記録するので、mp4とkmlを同時に表示できるプレイヤーがあったらいいなー。なんて思った。ある? 知らないだけ?