旅券(パスポート)に通称を使うことは、ニッポンにおいてはほぼ認められず、アルファベットのつづりも全然ヘボン式じゃないのにヘボン式だと外務省が主張する綴り方以外が認められることはなかなか面倒なコトだ。
つまり、旅券と戸籍はガッチリ紐づけられていると考えられる。
群馬県においてパスポート受領の際に配布されるA5サイズ4ページのペラによると、こういうことだ。
通称「2代目ぐんまちゃん」として活躍しているウマっぽい何かの名前は
- 姓はGUMMA
- 名はYUMA
- サインは「群馬ゆうま」
発行日欄も2011年4月1日(01 APR 2011)であり、かなり最近のことだ。
「政治利用の都合上、ゆうまちゃんはぐんまちゃんと改名させられたのだ」とばかり思い込んでいたけれども、実際にはそうではなく、活動上の名前(愛称または芸名または便宜上の呼称)が与えられていただけだったのだ。
知らなかった! 本名はいまだに「ゆうまちゃん」だったのだ。
そっかー。朝青龍明徳さんに対してドルゴルスレンギーン・ダグワドルジさんとは呼びかけないし、氷室京介さんに対して寺西修さんさんと呼ぶことも無い。通称とはそういうものだ。ごくまれなパターンとして、そのまんま東さんに対して東国原英夫さんと呼ぶことがあるが、ゆうまちゃんはそのような要求をせず、活動名と本名を使い分けるということなのだろう。
ふむふむ (*゚ー゚)*。_。)*゚ー゚)*。_。)
まてよ? もしかしたら、「ぐんまちゃん」って姓で呼ばれてるだけ? 一般的ニッポン社会でもあるよね、そういうの。まあ、どっちにしてもぐんまちゃんの名前が「ぐんま」だったら「群馬ぐんま」になっちゃうけど。
ちなみに、パスポートの写真に帽子等のかぶり物が禁止されいる。ということは、このゆうまちゃんの帽子的な何かは、帽子じゃなくてゆうまちゃん本体の一部またはカツラということなのだろう(帽子・サングラスは明確に禁じられているが、カツラについての言及はとくに見あたらない)。
それと、アゴに手をやるポーズもナシではないということのようだ。それについては、受付御担当者様と相当な浪費が必要になる予感がしますけど。
パスポートのゆるきゃらは「パスポくん」でした。