いろんな店でいちいち提示を求められるTカード。Tシャツと違っていちいち尋ねられて鬱陶しい。
そのTカードの情報を店舗が利用することについて、新聞がかみついている
日本薬剤師会などは「育毛剤を買った人にかつらの広告を送ったり、関節の痛みを和らげる薬を買った人に健康食品を勧めたりしないか」と懸念。厚生労働省も問題視している。
[朝日新聞]
説明が足りないんだか何だかよくわかりませんが、0.5%〜1%程度の割引ために自分の情報を売り飛ばしてるわけなんだから、べつに何かの広告が来たっていいじゃない。広告が来たからって、ただちに健康に影響は無いよ? 受験にも出ませんし、そんなに神経質ならばポイントカードなんか使わなければよい話なんじゃないかと思います。
情報利用者のリテラシーも低いけど、それよりも情報提供者のリテラシーが低すぎるわけで、そういうのは受験に出なくても学校で教えたらいいんじゃなかろうか。教える側のリテラシーも高くなさそうだけど。「武道」「ダンス」に続いて「個人情報の取扱」も教えるのかよ! と、JTU様がストライキとか起こすかもね。
たしかに、要らない広告はウザいけど!
渡しといてそれを行使するな、というのが21世紀初頭のニッポン
規約にあるのに、その情報を行使すると叩かれる。突っつかれる。規約が曖昧で解釈が自由でもそこを指摘するんじゃなくて、規約を行使したことに文句言われちゃうのだ。そんなに大事な情報なら、外に出さずにしまっておくべきだ。埃が付いて困るフェラーリは、いっつもガラス張りの車庫に入ってるぜ。
でも、政治の世界でも、離党届をグループの幹事に預けたりしたくせに、それが提出されたら「相談もなく提出されるとは思わなかった。その離党届は無効だ!」で通るわけですからね。国民が選んだ御政治屋様がそうなんだから、それを選んだ下々の民だって同じなわけだ。