パッケージの重要性を話している時期に遭遇した、レトルトカレー。
安売り品だと内容量190gくらいで100円前後、内容量180gの品物になると100円を割るものすらある店舗において、200g入500円くらいしました。定価525円なので、定価販売か! とケチ根性が出て来たものの、ジャケ買いしてしまいました。
カレーのパッケージというと、他の食品と違って意外に調理済みのカレーの写真が使われることが多いのですが、ここは敢えてイラストとタイトルとちょっとしたコピーのみ。いや、コピーなんて実際に手に取らなきゃ読めないので、実質的にはイラストが効いているというわけです。
「なんじゃこりゃ!」と思わせる作戦ですね。
黒バックにキイロ刷り。しかも、イラスト部分はあまりキイロが飛び出てこないようスミ網がかかっていて、さらにニス引き。凝ってる。
食べてみた
裏面のコピーを読むと「カレーの達人として、食通達を魅了し続けてきたシェフ櫻井、渾身の一品。」って書いてある。湯沢ニューオータニホテル総料理長が監修。
実際に盛りつけると、余分なモノは無く、自慢の黄金豚片がゴロリと出てくる。
とくに刺激的なカレー臭がするわけでもなく、おだやかなカレーライスとなりました。さっそく食べてみましょう。「いっただっきまーす♡」δ( ̄¬ ̄*)
味も攻撃的なところがなくおだやかで、ふわーっとカレーの味と香りが広がる感じ。パッケージには「中辛」の表示がありましたが、まさにその通り。辛すぎることなく、甘すぎず。バランスがいい。普段、辛いカレーになれているせいか、普段は感じないような甘味を余分に感じました。
あと、自慢の黄金豚。あともうちょっと入っていたらいいのにな、という感じがいいのかもしれません。また、肉片によってトロトロだったりちょっと筋っぽかったりするのは、ミンチにして結着するとかそういう要らぬ小技が使われていないという宣言なのかもしれません。
レトルトカレーにしては、高額。でも、レトルトカレーにしては、うまい。
越乃黄金豚
神林村(現在の新潟県村上市の一部)にある高橋農産で肥育生産された豚である、と書かれています。全量が株式会社ウオショクで肉になって流通するとのことです。ウオショク社では次のように説明しています。
こしひかりを育てる綺麗な水と、ハーブ類・アミノ酸・生菌剤を加えた特別な飼料によって、免疫力を高め、健康的に育てました。このため薬品使用量が非常に少なく、霜降り・柔らか・日持ちの良い・豚臭くない・脂が旨い上質の豚肉となっています。
[(株)ウオショク http://uoshoku.jimdo.com/取り扱い商品/越乃黄金豚/]
確かに、うまい。この肉を使ったコロッケ等も販売されているようなので、機会があれば口にしてみたい。
ちょっと、いまから湯沢まで行ってくる!
【リンク】湯沢ニューオータニホテル http://www.newotani-resort.co.jp/yuzawa/stall/
もう販売していないかも!