木材パルプを使った普通の洋紙や、非木材紙ケナフの名刺を使っておりましたが、このたびプラスチックの名刺にしました。
サイズは日本で一般的な名刺サイズ 91×55mmよりも少し小さい、クレジットカードサイズ 86×54mm。角丸になっているので角で手を傷つけたりすることがありません。
厚さはクレカほど厚くなく、テレホンカード(死語)程度ですが、両手に持って比べてみるとテレホンカードほど固くなく、よーく見るとテレカよりも少しだけ薄いようです。今まで使っていましたケナフの名刺よりももちろん薄い感じで、持ち歩きに不便を感じることは無さそうです。厚さが薄くても、素材がPETなので、コシがなくてペラペラ……とかそういう悩みは無用です。
紙の名刺にこれが混ざっていても違和感なく、ただ
- ちょっと小さい名刺
- 鉛筆やボールペンで書き込めない名刺
というだけのことです。感覚がちょっとずれてますというアピールには有効ですね。たぶん。あと、シャツのポケットに入れたままうっかり洗濯されても大丈夫そうです。名刺の束、名刺クルクルなどに紛れ込むと、とくにこれといった主張は無さそうです。そこはデザイン勝負であることには変わりない。
版式はオフセット印刷。印刷面は思いのほかシャープで、細かい文字の可読性が高く保たれています。インキが染みこむことないので発色性もかなり良好。今までは生成りで表面がラフなケナフを使っていたので、比較するとキイロの発色が全然違うことがわかります。
素材はPET(ポリエチレンテレフタラート)。ペットボトルと同じ素材です。ペットボトルはペットボトルのみで再利用されます。乳白の素材に着色して使用していますので、ボトル以外のフリースなどのPET製品と共に再利用することができるんじゃないかと思われます。