威怒牟畿不動まで行ってきたので、1月14日に降った雪が1月23日にはどのくらい影響あったのかという話。特に見所のない写真がずらずら出てくるだけの記事です。
道を間違えませんよう
踏み跡があると、どうしてもそちらに気がいってしまいますが、踏み跡があるからといってそちらが道とは限りません。訪れた時は、偶蹄目なおともだちが近道したり寄り道したりしながら進んでいる様子がよく分かりました。でも、それは偶蹄目なおともだちだから通れる道であり、ニンゲンには危険を伴うことがあります。
歩道と獣道の分岐点から見た様子では、どうも偶蹄目なおともだちと一緒に行きたい気分になります。でも迷子になる元なのでやめましょう。ニンゲンの歩道には、だいたいアカ・ピンク・シロ・キイロなどで印が付いているので、印を見失ったと思ったら間違えている可能性があります。無理せずに引き返しましょう。
ニンゲンの足あとだなと思っても、それは道を間違っていたり、猟師が道無き道を進軍した跡だったりするかもしれません。低山ハイキングでの遭難が増えていますから、くれぐれもご注意を!
足にはチェーンスパイク
ある程度、雪があることを覚悟して長靴で出かけました。そしてあるていど覚悟してチェーンスパイクを履いていました。
歩行の邪魔にならず、なかなか快適でした。ただ、後ろに後ろにと常に蹴り続けるせいか、だんだんチェーンが前に寄ってきてしまうような感じがしました。靴のかかとの形状によってはそれほど気にならないかもしれませんが、初めて使って見たので、途中で落っことさないかときになりましたが、とくにはずれちゃうということはありませんでした。
また、足裏にとくに雪玉を作って歩きづらい、ということはとくにありませんでした。べちゃ雪だったというせいもあるかもしれません。
あと、塩化カルシウムをまいたかもしれないところを歩いたせいなのか、錆が出ますので、良く乾かして薄く油を引いた方が長持ちするかもしれません。やりすぎるとゴムの劣化も困るので、ほどほどに。
積雪の深さ
表面にうっすらある程度のところから、くるぶしより上まであるところまで、その地形等によってまちまち。
スタート地点の近くではこの程度だったのに、
10分も歩くとこんなことになってしまったり、
膝までズボっと沈んだと思ったら落とし穴だったり! 雪があるせいで、地面が石ころなのか穴ぼこなのかもよくわからないというところがいっぱいありますから、油断大敵。
水飲場の水は出てた
威怒牟畿不動手前に水飲み場がありますが、とくに凍ってしまうことなく、相変わらず細い水を流していました。これは、気温が高めの午後だったからということだからかもしれません。
誰が丸めたか、カタツムリみたいな雪塊
時々、器用にころころと丸められた雪の塊が落っこちてる。
まったく、器用だよな。誰だよ。とか思うけど、これはただの自然現象。
これがここで止まるからいいけど、これが止まらずに延々と転がり続けたら、海まで行く間にどれだけデカい塊になっちゃうのだろう。チョモランマから南に転がり始めたら、インドなんてまるごと飲み込まれちゃうんじゃね? 富士山から南に転がり始めたら、静岡県がなくなっちゃう? ……ただの妄想ですが、塊魂の世界って、そういう感じ?
おっと! 肝心な冬の威怒牟畿不動の様子もご覧ください。
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