バックアップの備えは万全でしょうか?
ウェブサイトのバックアップなんて(場合によっては)時間がかかりますが、FTPでだらーっとダウンロードしてくるだけでも効果的ですので、休前日の朝に始めれば終業までには完了することと思います。
データベースのバックアップを忘れずに
データを復元するだけならばFTPでダウンロードしたデータがあれば簡単です。
しかし、CMSで生成したページやブログはその元となるデータベースの存在が必要です。これが失われるとページ同士の関連性づけ等が失われることとなりますので、今後の運営に支障をきたします。ページの関連性を復元するために手動でやらねばならないこともあります。
ツールで自動化することもできますから、利用しない手はないでしょう。データベースがMySQLならばphpMyBuckupPro等がかなり便利です。
ウェブサイトやブログの社会的影響をもっと深刻に考えましょう
つい先日も、グンマーを代表するFM局において「全ブログ全ページ完全消失」していました。喋り手のみなさんは「また新たに始めますからよろしく」としか言いようがないのですが、ほぼ復元可能なのです。そこで役立つのが、バックアップです。
また、昨年はそこそこ信用があって売れているレンタルサーバーが、利用者サーバーの全データ消失してました。サーバー障害は人災のひとつですが、こんなことはもう天災と割り切って諦めるしかありません。そういう障害で役に立つのが、バックアップです。
問い合わせをすれば「おまえのサーバーの電源引っこ抜くぞ」と脅してくるレンタルサーバー社員も中にはいるようです。どうしてもニンゲンが介在せざるを得ず、ヒューマンエラーが付きものなのです。
そこで役に立つのが、バックアップです。
データは著作物であるとともに資源ですので、大切に取り扱いましょう!
この頃ではウェブサイトがビジネスの根幹の一部となってきています。しかし、電気通信事業法ではカバーしきれていないグレーの部分で運用され続けているのがインターネットなのではないかと想像しています。
民族がまとめて休暇を取る季節はセキュリティが手薄となりがちで攻撃にさらされやすく、発見に時間がかかり、攻撃された後の対処も遅れてしまい被害を拡大しがちです。
データ消失・改竄等に対しては、バックアップさえあればなんとかなることがほとんどです。他人事と思わず、誰かに相談してみるとよいでしょう。