遺影を使った喪中ハガキ制作、承ります
仏壇等に掲げているような遺影でももちろんかまわないとは思いますが、できれば故人の人となりがわかるような、楽しげな写真をお使いになることを勧めます。
趣味や特技をお持ちでしたら、その様子などがたいへんよろしいかと思われます。釣り、ゴルフ等のスポーツであったり、書画陶芸等の芸術であったり、ご商売をなさっていたらそのお仕事の様子であったり、内容はこれといって形式的なことにとらわれることはないでしょう。
また、お一人で写っているだけでなく、ご家族で集まって撮った写真ならば、故人だけでなくご自分の近況報告にもなりますので、送る方も貰う方もメリットがあるように思われますのでご検討ください。
呑兵衛で有名な方でしたら、楽しそうにお酒を召し上がっていたり、真面目一本槍で畑に精を出すのが趣味な方でしたら、もちろん畑での写真があるととても伝わることでしょう。
そわそわする年末が近づいてきました
11月となり、年賀状も発売となり、やってきたのは喪中ハガキのシーズン。ニッポン人のメンタリティとして、喪中では年賀状を差し出さない習慣がある。具体的に喪に服す行動としては「年賀状を出さない」ことだけで、あとは結婚式にも呼ばれれば行くし、旅行にだって行くし、誕生日や合格や優勝はちゃんと祝う。ただ、年始のあいさつだけはしない。
年始の挨拶をしないだけでなく、年賀状の受け取りまで拒否するこの頃。「年賀状差し出しなんていう虚礼は廃しましょう」なんて言うけれど、せっせと喪中ハガキを差し出します。
処分に困る、という不思議なメンタリティ
「遺影の入った喪中ハガキをもらったとしたら、処分に困る」というのが、遺影を使わない理由の上位のようです。故人の写真なんかどうやって始末したらいいのか? ということです。
喪中ハガキで逝去を知る
さらに不思議な話ではあるのだが、喪中ハガキを受け取って、そのヒトが亡くなったという事実を初めて突き付けられるヒトも少なくないはずだ。そして、そういう故人はたいてい知らない方だ。相手方のご家族なんてそうそう知っていることも少ない。
でも、年賀状にだって犬やら猫やら文鳥やら、自分のコドモやら家族やら自分やら生きているモノ満載であることが多々見受けられます。死んでいたら処分に困るけど、生きていたら処分について考えないというのはただの言いがかりです。
「死相でお知らせしましょう」という話ではありませんのでご注意を。遺影とはたいてい、生前の元気だった写真を使うものです。
故人はどうせ相手にとって知らないヒトだから、というのも筋が少し違う気がします。年賀状には、会ったこともないコドモの写真を使ったりするわけです。そのコドモは、年賀状をもらう立場で見ればまるで他人であるということがほとんどです。
また、知らないヒトであるから、一度くらいは紹介してくれてもいいのにな、とも思うわけです。コドモはそのうちご紹介にあずかることがあるかもしれない。でも故人にいたっては、その機会を逃すともう話題にものぼらなくなってしまうことでしょう。
そこで故人の遺影を喪中ハガキにしたらどうかという提案です!
お問い合わせください
フォトPではこれといってひな型をご用意しておりませんので、何番で何枚、というご注文をしていただくことができません。
まずはお問い合わせいただきまして、相談しながら話を進めてまいります。
期間はとくに定めませんが、12月後半になると年内の投函がだんだん難しくなりますので、喪中ハガキ差し出しのご予定がお決まりの方はお早めにご相談ください。