無いシリーズ。もう飲んじゃったのでビールが無い。
そもそも論を展開すれば、写真とはそこにあるものを、レンズを通してフィルムや印画紙や電子データとして固定するモノである。なのに「無い」を表現するとなると、そこには何かしらの宗教や行動などを基礎とした共通のストーリーが必要になる。
今回の場合は、「飲んだらお銚子をひっくり返しておく」という習慣を元に、空き瓶を倒して設置。それだけではただの倒れたボトルでしかないので、口先からちょろりとビールが滴ったような演出をしています。フレッシュなビールは泡が立ちすぎるので、しばらくここにひっくり返っていた感じを出すために麦茶を垂らしました。
もっとアップで使ったりすることがあるようならば、梅酒をたらすとベタベタ感があってよりリアルになるのかもしれませんね。
「無い」の需要、なかなか厄介です。Ʊ”−ʓ! ᖶ”-ㄦ!