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はんこを新調しました


群馬に来た頃か来る前か、もう13年かそれ以上も使っているデジはんが、ついに印面が損傷して写りが悪くなってしまいました。それでもなんとか頑張って捺していましたが、そんなはんこで請求書を送られた方は「はんこくらい作れよな……」とお思いだったことでしょう。

ご尤も。何も否定できません。申し訳ない。お詫び申しあげます。

年末となりまして、今年分の請求も出し終えたところで、思い立ったが吉日!  はんこを新調してみました。

旧判のいいところ、悪いところ

スタンプ台の要らないスタイルは、いわゆる「シヤチハタ」的なゴム印と同じですが、デジはんは凹凸のない平版の浸透印で、インキが染みる部分だけが押印した時に画像となって転写されます。ですので、多少の曲面でも捺せるという特長がありますが、曲面に押印しなければならない機会はありませんでした。

また、この手のはんこは本体と印面が別々になっているものを接着剤で合体していますが、印面が薄いデジはんは、はみ出したインクが判面とボディとの間に染みこんでしまい、だんだん剥がれてきてしまいました。これは再接着すれば済みそうにも思いますが、また剥がれますよねこれ。

デジはん

気に入っていたのですが、Φ13mmも大きいくて偉そうだよな、と反省してました。

【リンク】デジはん

ボディ色もいろいろな JOINTY 9

Φ9mmのジョインティ9は、ボディの色が5色もあったりして、地味になりがちな文具を華やかに彩ります(10mmは3色)。この商品は、全国のゴム印取り扱い店で、書体を選んで、彫る文字(名前等)を伝えれば、捺せる状態になって入手できます。

でも、それだけじゃいろいろオリジナルを推進しているフォトPが頼むには物足りない。

というわけで、フリーデザインのデータ入稿を受け付けてくれるハンコヤドットコムに依頼することにしました。アドビ イラストレータのデータ(.ai)を受け付けてくれますので、あとはアイディア次第。この度は、手書きの文字をスキャンして加工して、デジタルゴム印なのに手書き完全オリジナル、というデザインにしてみました。

あたらしい印面

できあがってみたら意外に鮮明で、もうちょっと凝ったことできたのにな、と思わせる高クオリティ! だったら毛筆でもよかったんじゃないか、というくらいです。

ストラップ孔もあいていますので、首から下げるためのネックストラップを付けてのよし、「これオレの!」を主張するために根付けを付けてもよし。さらに、ロックできるようになっているので、バッグの中に放り込んでも、勝手に押印捺印しまくることもないでしょう。

JOINTY9 ロック部

ねじるだけのカンタンロックです。

インク色も、の他に、が選べますし、サイズも9mm・10mmのカラフルなボディの他、フツーの文具スタイルの16mm ・23mm・30mm、38mm・44mm・50mmと豊富に選択できるので、認め印以外の用途にもいろいろと利用できそうです。

50mmあれば、オリジナルな「よくできました」だって作れちゃえますね。

珍名さん、旧字さん、カモーン!

フリーデザインならば、珍名さん(橳島さんとか)や旧字にこだわるヒト(髙﨑さんとか)でも「その字体、無いんですよ……」と言われる心配が無いからいいですね。

もちろん、フリーデザインならば名前を彫るばかりでなく、いろいろな模様や記号やイラストなんかも作ることができます。JOINTY シリーズは円形が基本なので、その円の中に収まればどんな図柄のゴム印でも作ることができるということです。

なお、ハンコヤドットコムではテンプレートデータも配布していますから、安心です。

【リンク】ハンコヤドットコム


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