情報は鮮度が命……わからなくもない。そこを西日本新聞がチャレンジしたのは2014年。
オチを先に言いましょう。「速さを追求するあまり、演出とヤラセで満ちている」と自ら言っちゃったのが西日本新聞。うまいこと言ったつもりなのだとは思いますが、さも正しい情報かのように操作しているということまで言っちゃった。
もう速さ第一の世界ではない
新聞は速報性においてすでにテレビより遅く、もうネットでテレビを追い越すということになってきているのだと思います。そして、そんな目に見える速さに惑わされちゃうのはテレビ好きな老人くらいなものでしょう。新聞はそういう早さよりも正確さ、わかりやすさ等が求められているのではないかと思うのです。
そんなキレイごとを言っても、やはり世間は早さ勝負に余念がない。
(゜o゜;了
やはり、早く食え、と言っている。シンプルだ。しかし、早食いの弊害についてはいまさらフォトPが言っても言わなくてもだいたいのことはニッポンの民たちはわかっていると思います。よく言われているのが、肥満や老化との因果関係ですね。
でも、肥満も老化もあまり社会問題となっていないようです。たばこなんか超問題視されすぎて、パッケージこんなですよ。
面積の30%以上を使って警告表示をしなければならないという法律ができたので、それに従うたばこパッケージ。また、表裏で違うことを謳わなければならないんだそうです。
法律で決まってるから渋々やるという動機はあると思いますが、法律に決まっていなくても警告表示をしたっていいんじゃないかと思います。
早食いに起因して肥満となる危険性を高めます。食事は早ければいいというものではないのでよく噛んで味わって時間をかけると健康的な食事になると考えられています。
なるべくゆっくりとお召しあがりください。
とにかく、早さがすべてにおいて優先されるという考え方はもう古すぎなんじゃないかと思います。オトコは何でも早いほうがいいとか言いますけどね。
そんな早さにこだわる社会ですから、反対面にはこう書いておけばいいですね。
微生物や細菌の働きや、酸化等の化学変化により食品が腐敗したり傷む可能性があります。
りん酸塩、亜硝酸塩、アスコルビン酸等の何らかの薬品により腐敗防止処理をしてありますが、なるべく早くお召しあがりください。
(実際にはどのような処理がしてあるのかは知りません)