WordPressでは、画像や音源等のファイルをアップロードした時のディレクトリがあらかじめ決まっています。
http://example.com/(WPの場所)/wp-content/uploads/
これでは、WordPressで作ってることバレバレだし、WordPressを削除した時に画像等もまるまる削除できてしまうメリットやデメリットが豊富です。そして、なによりもURLが長い!
そんなときは、アップロード先のディレクトリを変更しておくとよいでしょう。†
変更方法
- http://example.com/(WPの場所)/wp-admin/options.php にアクセス
- 「upload_path」と「upload_url_path」を、好きなモノに変更
これだけです。
upload_pathは、フルパスで書くと幸せかも
「upload_path」は、フルパスでも相対パスでもどちらでも大丈夫なようです。ただし、WPがインストールされているディレクトリよりも上位にしたい場合は相対パスでは書けませんので、フルパスで書かなければなりません(サーバー設定によってはそうでないこともある)。
フルパス(絶対パス)がなかなかわからなければ、phpで調べちゃえばいいですね。
<?php echo __FILE__; ?>
こんな感じで短いPHPファイルを作り、pathcheck.php などの名前で、調べたいディレクトリにアップロードし、実行します。そうすると、何の飾りっけもなく淡々とそのPHPファイルまでのパスが表示されます。
ディレクトリのパスを知りたいわけですから、「pathcheck.php」より前の文字までが、ディレクトリのフルパスというわけです。
フルパスで記述しておけば間違いありません。ただし、サーバー移転等があった時には、この設定もかならず見なおさなければ画像が表示されない等のトラブルとなりますのでご注意を。
upload_url_path は、ディレクトリのURL
こちらは簡単ですね。目に見えないパスとは違い、ウェブブラウザのアドレスバーにいつも表示されるあれですから、「http://〜」と、画像格納ディレクトリまでのURLを書いておくだけです。
なお、末尾に「/」は不要です。ここに「/」があると、アップロードした画像のURLが
http://example.com/Reservedimagedirectory//abc.jpg
こんな具合に、ダブルスラッシュになってしまいますからご用心。