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新型機販促キャンペーンのベクトルが違っていて いとをかし


9月末にニコン、10月末にキヤノンが、それぞれ新型カメラを発売した。両者を比較すると少々毛色の違うカメラで、購買層のペルソナ設定もずれているのだろうが、どちらにしてもプロ使用にも堪え得る小さめボディが特長の一眼レフデジタルカメラであるというところは共通している。

D750 と EOS 7D mark Ⅱ

ニコンは自転車やバッグなどを2000人に

ニコンのテーマカラーであるキイロのボディーを持つルイガノのクロスバイクが100人、カメラおじさんたちに人気のクランプラーのカメラバッグが700人、キャンペーンオリジナル地味なカメラストラップが1200人に当選するという、スタートアップキャンペーンが行われています。

ニコンキャンペーン

なんだか楽しげな感じですね。とあるポイントカードグループがキイロいビートルくれるというキャンペーンの時は「ニコンかな!」と勘違いしたりしましたが、実際にニコンはキイロい自転車出してくるというのがちょっとウケました。バッグはキイロではないようです。ストラップはもともと黒地にキイロのいつものストラップが付属していますので、黒×グレーの地味なやつがもらえるらしいです。

それ抽選です。何台売れる予定で2000という数字になったのか知りたいところです。

キヤノンは質実剛健という感じ?

一方で、キヤノンはというと、買えば30000円くらいするバッテリーグリップが、先着20000人に贈られるというキャンペーン展開中。

キヤノンキャンペーン

男を意識した感じにも受け取れるキャッチイメージで、機能を謳うという感じでしょうか。

当初は10000人にプレゼントされるということでしたが、先行申込者があまりにも多かったので20000人に追加変更されました。そんなことしたら来年はもバッテリーグリップ売れないよ? とも思いましたが、とにかく本体をドババと販売したいのかもしれません。ちょっと驚くキャンペーンですね。

カメラそのものの性格は似てるけど、ターゲティングが全然違う?

この2機種だけで言うならば、キヤノンの方が秒間10コマ撮影できて、センサーが小さいので画角が狭いということで、スポーツや野生動物を撮ってくれという雰囲気を感じます。それに対してニコンはプレゼントされる自転車を「撮影の足として大活躍します」と説明したりして、わりと町中のフィールドに出よう! と訴えかけているように思えます。

ライバル同士が同じ土俵の上で真っ向勝負かけてくるというよりも、少しずれたところで探りあうという姿が見え隠れしておもしろいですね。

なお、カメラそのものについては、たくさんのブログでも語られていますので、そちらをご参照ください。


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