ねこがスリスリして恍惚となることで有名な「またたび」にも花はつくのです。
あれれ? どこかで見覚えのあるような花だな? と思ったヒトは眼光鋭い! なんとキウイの花にクリソツなのです。
でも驚く事なかれ。キウィはマタタビ科。親戚同士似ていても不思議はありません。しかも、猫たちはキウィの選定した枝くずにもスリスリして惚れ惚れしています。なんなんですかねあの感じ。酩酊という言葉がちょうどよさそうですが、かといってアルコールに酔うのとはまた様子が違うようですけど。
半夏生のように、一部の葉が白化しますが、これは病気ではなくまたたびの性質のようです。白化するくわしい理由はよくわからないらしく、夏の間に白くなった葉は秋になると何事もなかったかのように緑色に戻るそうです。
不思議ですね。
またたびといえば猫だけでなく、目薬の木としても重用されますね。そして、目薬といえば猫がじゃれて酩酊しますね! ……この話はいったい何周すると着地できるのでしょう?